「2019年度日本ジュニアゴルフ選手権 男子15~17歳の部」を開催している霞ヶ関カンツリー倶楽部・東コースは、来年の東京オリンピック・ゴルフ競技の会場となります。本選手権は、そのテストイベントとして位置づけられ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会により、本番に向けて様々なテストが実施されています。
8月15日には、同組織委員会によるメディアへのテストイベント説明会が実施され、森泰夫同委員会大会運営局次長、立石泰隆同委員会スポーツマネージャーから本選手権でのテスト内容が説明されました。
テストの主な内容は、「リザルトシステムと言われるスコアなどのデータ送信」、「ギャラリーや選手の導線」、「雷などの天候への対策」の3項目。
「データ送信」では、実際にボランティアがスコアラーとして東コースをプレーする選手に同行して選手のスコアを送信。また、グリーンレーザー測定器、フェアウェイレーザー測定器をスコアラーが使用できるかチェックを行いました。
「ギャラリー、選手の導線」では、ギャラリーが観戦しやすく選手のプレーに影響が出ないように配慮されたローピングについての説明がありました。
「天候対策」では、実際に14日の第1ラウンドで雷雲接近による競技中断があったことから、「雷が発生した際の判断などの経験ができた。ギャラリー、選手の避難方法、避難所の設置などについて、今回のテストイベントの経験を活かして検討を進めていきたい」と森次長が話しました。
続いて、テストイベントの視察とミーティングなどのために来日している国際ゴルフ連盟(IGF)のピーター・ドーソン会長とアントニー・スキャンロンエグゼクティブディレクターも取材に応じ、「組織委員会、JGA、コースの方々と細かなところまでチェックを行い、ミーティングを重ねています。あと1年に迫ったオリンピックに向けて、私達が示している仕様内容の通り、オペレーションやホスピタリティなど各部署も順調に準備が進んでいます。霞ヶ関カンツリー倶楽部での東京オリンピック・ゴルフ競技は、間違いなく成功に導けると思っています。参加するアスリートにとっても素晴らしい大会になると確信しています」と、オリンピック・ゴルフ競技の成功に向けて自信を見せました。
東京オリンピック・ゴルフ競技は、霞ヶ関カンツリー倶楽部・東コースで2020年7月30日~8月2日に男子競技、8月5日~8日に女子競技が行われます。
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