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【第100回オーストラリアン オープン 金谷拓実 第1ラウンドを終え70位タイ】

金谷 11番のティーショット
金谷 最終18番グリーン
昨年優勝者のJordan Spieth選手のティーショット

第100回 オーストラリアン オープンの第1ラウンドが、オーストラリアのシドニーにあるThe Australian Golf Clubにて11月26日に開催された。

アマチュア選手として招待されているJGAナショナルチームの 金谷 拓実 選手(広島国際学院高等学校2年)は、1バーディ、4ボギーの74と耐えるゴルフを強いられたが、予選カットライン下の70位タイになんとか残るパフォーマンスを見せた。

早朝から強風が吹く中、Jordan Spieth選手、Lee Westwood選手、そしてGeoff Ogilvy選手が10番からティーオフし、その5分後に金谷はスタートした。興奮気味にスタートした金谷は、1番ホールをパーとし、2番のパー3のティーショットにて、風を読みきれずボギー。そして続く3番ホールのパー4も一打目を完璧に「イン ポジション」に付けるが、セカンドを左のバンカーへ入れボギーとした。このまま、オーストラリアの強い風そして硬いフェアウェイとグリーンの打ちのめされるかと思ったが、得意のグリーン周りのアプローチとバンカーからのサンドセーブを見せ4番から7番を全てパーとした。どうにかリズムを掴みたかったが、8番のパー4のティーショットを引っ掛け左の木に当ててしまった。パーパットを3mに付けるが、決めることが出来ずこのホールもボギーとした。

後半も、強風に加え気温も上がり厳しい条件が続いた。10番のパー4のセカンドをグリーン奥のエッジ15mに外すと、下りのスライスそしてカップ回りでフックするラインを読みきり、見事にこの日初めてのバーディを奪った。続く11番のバー3では、ティーショットを2.5mのバーディチャンスにつけるが決めきれず連続バーディを逃した。13番のパー4では、風がアゲインストだったため、ラフからのセカンドを5番アイアンでカットに打ったが、案の定グリーン奥の木片の集まるブッシュへと外した。そこから上りの4mのパーパットへと着けたが決めきれずこのホールもボギーとした。その後、どうにかパーで凌ぎ1日目を終えた。

明日、金谷選手は10番ティーより現地時間12時5分にティーオフする。

【金谷選手のコメント】
スタートの1番ティーでは緊張していた。自分の5分前に10番ティーからJordan Spieth選手のグループがスタートして、凄い大会に出場しているなと改めて感じた。同時に朝からの強風もあり、普段よりもアドレナリンが出ていたので最初のドライバーは、練習ラウンドよりも40~50ヤード飛んでいた。
前半は、スコアを崩したが自分の強みであるグリーン回りのリカバリーが発揮できたかと思う。バンカーショットが多かったが、グリーンが硬いので転がって奥にこぼさないように、この2日間練習したのが良かったと思う。前半はバーディチャンスが3回しか作れなかったので、後半はなるべく多くバーディチャンスに付けたいなと思ってスタートした。
10番で長いバーディが入ってくれて助かった。次の11番のティーショットも良いショットが出来たが決めきれずに流れに乗れなかった。15番では右からの強烈な横風があったが、どうにかグリーンセンター、8mのバーディパットに着けたが決めきれなかった。

ゴルフ場が本当にタフだと思う。風が強くフェアウェイとグリーンが今までに経験したことないくらい硬い。でも、今日の後半はそのコンディションにどうにか合わすことが出来てきたかと思う。

後半の方がタフなので、明日予選を通過するために前半をアンダーパーで終えたい。ティーショットを「イン ポジション*注1」に運び、グリーンへのショットを良い位置に付ける。それを決める。これを徹底して続けたい。

*注1:コース戦略上、次のショットが打ちやすい位置。 また、その位置へショットを打っていく戦略。

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