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世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選手団が帰国会見

7月21日までサンディエゴのトーリーパインズゴルフコースで開催されていた世界ジュニアゴルフ選手権に出場していた日本代表選手団が22日、成田全日空ホテルで帰国会見を行った。
帰国会見には、プリントメディアとテレビ局あわせて27社69名が取材に訪れ、三木逸子団長をはじめ、個人戦2位タイに入賞した森田理香子らが充実した表情で世界ジュニアでの熱戦を振り返った。会見は、日本代表選手団の結束力と、自分たちの力を出し切った満足感からか終始和やかなムードで行われた。

前粟蔵俊太(鹿島学園高校2年、個人戦19位タイ)
「日本チーム6人のメンバーで力をあわせて世界ジュニアを戦えたことで、本当に楽しかった。難しいコースで1日1日のプレーが大変で、すごく勉強になった。この経験を次の試合から活かしていきたい」

古田幸希(三沢第一中学3年、チーム・ジャパン・ジュニアメンバー、カット)
「第1ラウンドにスコアを崩してしまい、悔しい思いをした。でも、次の日から最後まで諦めずに自分らしいプレーができたと思う。いい勉強になりました。日本で応援してくれた皆さんに感謝します」

石川遼(杉並学院高校1年、チーム・ジャパン・ジュニアメンバー、個人戦23位)
「日本チームに選ばれて非常に光栄でした。現地では、すぐにチームメンバーも打ち解けることができ、それぞれの性格を認め合うことができ、滞在期間中も違和感なく過ごすことができた。トーリーパインズは、来年の全米オープン開催コースで、すごく難しく、ホールロケーションも厳しいところに設定されていた。そのような環境で4日間プレーができたことはよい経験になったし、海外の上位選手とは、アプローチの技術にあると再認識しました。最後まで日の丸を背負ってプレーしているという自覚を持って、諦めずにプレーできたことに、満足しています」

宮里美香(興南高校3年、ナショナルチームメンバー、個人戦4位タイ)
「昨年に続いての出場で、大会連覇を狙っていたが、最初の2日間でスコアを崩してしまい、なかなか自分が納得いくプレーができなかった。それでも、残り2日間は自分本来のゴルフができ、最後まで諦めない気持ちを持つことの重要性を確認できた充実した大会でした」

森田理香子(京都学園高校3年、ナショナルチームメンバー、個人戦2位タイ)
「短い期間だったけれど、チームメンバーみんなと一緒にプレーができて、幸せでした。第4ラウンドにスコアを崩してしまい、悔しいし、昨年大会のリベンジはできなかったと思うけれど、この大会で学んだことを今後につなげていきたい」

森桜子(東北高校3年、ナショナルチームメンバー、個人戦16位タイ)
「日本代表としてJGAの国際競技に出場したのは、今回が初めてでした。海外のコースの芝の違いでアプローチに苦戦し、自分のよさを出し切れなかったという思いがあります。でも、ゴルフ以外の面で色々な学べたことは多い。メンタル面など、自分なりの課題を発見できたので、日常生活の中でも、それに気をつけて克服していきたい」

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