オーストラリア・メルボルン郊外のサザン・ゴルフクラブで開催された「オーストラリア マスター オブ アマチュア」が1月6日に閉幕。女子は、通算10アンダーパーで首位スタートの荒木優奈(日章学園高校2年)が2つスコアを伸ばし、通算12アンダーパーで国際競技初優勝を果たした。本年JGAナショナルチームメンバーとなった新地真美夏(座間市立相模中学校3年)は6打差の通算6アンダーパーで2位入賞。日本選手がワンツーフィニッシュを飾った。6打差5位タイから逆転を狙った手塚彩馨(佐久長聖高校2年)は、5番でボギーが先行すると6番(パー3)でよもやのダブルボギーを喫するなどスコアメイクに苦しみ、1バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの6オーバーパー79でホールアウト。通算8オーバーパーの10位タイに順位を落として本大会を終えた。
男子は、逆転を狙った出利葉太一郎(日本大学3年)が首位と3打差4位タイから逆転を狙ったが、6番(パー3)、15番、18番の3ホールでダブルボギーを叩くなど乱調で、この日2バーディ・1ボギー・3ダブルボギーの77と5打スコアを落とし、通算3アンダーパーの13位に終わる。代わりに順位を上げたのは、昨年の日本オープンゴルフ選手権で全体の3位タイに入賞した杉浦悠太(日本大学3年)。12位タイで最終ラウンドをティーオフした杉浦は1番をボギーとすると4、5番で連続ボギー。7番で最初のバーディを奪うが、9番でもスコアを落とし、前半を3オーバーパーで終える厳しい戦いを強いられた。しかし、10番でバーディを奪取して悪い流れを断ち切ると、11番(パー5)で連続バーディ。14番でもスコアを伸ばした杉浦は、この日4バーディ・4ボギーの粘りのプレーを見せてパープレーでフィニッシュ。通算4アンダーパーの9位タイで日本選手最上位で今季初戦を終えた。なお、優勝争いはイギリスNo.1プレーヤーの呼声が高いJohn Goughが前半で5バーディを奪う実力通りの万全のプレーで68をマーク。通算15アンダーパーで後続を振り切って優勝杯を手にした。
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