5月26日から28日の3日間、アメリカ・フロリダ州のハンモック・クリーク・ゴルフクラブで開催された「ユニクロ アダム・スコット ジュニアチャンピオンシップ」にJGAナショナルチームメンバーの荒木優奈と大嶋港が出場。荒木は、2位に10ストロークの大差をつける圧倒的な強さを見せて通算13アンダーパーで初優勝を飾り、表彰式でアダム・スコットからトロフィーと賞品が授与されました。男子の部に出場した大嶋も通算3アンダーパー、7位タイでホールアウト。洋芝への対応に苦労し、優勝のJason Shwartzには11打差をつけられましたが、健闘を見せました。
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本選手権は、全米ジュニアゴルフ協会(AJGA)主催競技のひとつとして昨年創始されました。男女とも12歳~19歳のジュニアゴルファーによる3日間54ホール・ストロークプレーで優勝を争います。日本は第1回大会から派遣を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、昨年の派遣は中止し、本年第2回大会から男女1名の合計2名の選手を派遣しています。本選手権にはジュニア振興のプログラムも組み込まれており、第2ラウンド終了後には、ホストを務めるアダム・スコットが来場し、ジュニアクリニックやアプローチコンテストを実施。次世代のゴルフ界を担う出場選手たちは、マスターズチャンピオンからの言葉に大きな刺激を受けていました。
荒木優奈コメント:女子の部 優勝(通算13アンダーパー)
「優勝ができて、めちゃくちゃ嬉しいです。久しぶりに大会で爆発できた感じです。第1ラウンドで2番ホールから4連続バーディが来たときにはちょっと怖くなって、気持ちを切り替えて集中してプレーできたのが良かったと思います。今日の最終ラウンドは、貯金もかなりあったので、順位などは考えずに、1打1打ベストプレーをすることを心がけてうまくいきました。ホールアウト後に、色々な方にお祝いの言葉をもらって、優勝の実感が湧いてきました。今年多くの国際競技に出場しています。オーガスタ女子アマでは雨での中断が多かったりしましたが、そういう様々な経験が、今回の派遣で活かせたと思います。その経験もあって、今回の大会が今まででの国際競技で一番自分のペースでプレーができたと思います」
大嶋港コメント:男子の部 7位タイ(通算3アンダーパー)
「対応力の大切さを痛感させられた1週間でした。練習ラウンドの時からバミューダ芝に苦戦していて、最後まで対応しきれませんでした。芝目と傾斜など色々と考えすぎてしまって、スコアを伸ばすことができませんでした。でも、1打1打集中して、今の自分の最善のプレーができたと思います。同世代の選手たちがのびのびプレーしていて、自分も積極的に会話ができて楽しくプレーができました。この経験を次に活かせるようにがんばります」
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