JGA競技者育成強化本部男女ナショナル強化部会は16日、東京の八重洲富士屋ホテルで「2011年度JGA男女ナショナルチーム合同慰労会」を開催しました。
本慰労会には、男女ナショナルチームの活動を支えていただいたオフィシャルサプライヤーのミズノ㈱、アクシネットジャパンインク、SRIスポーツ㈱、アシックス㈱の関係者の方々に御出席いただき、安西会長より記念パネルとメダルを贈呈したほか、今年1年間のナショナルチームの活動をDVDで振り返り、安西会長よりメンバー一人ひとりにメダルを授与して、今年1年間の活動を慰労しました。
浅川男子ナショナル強化部会長が登壇し、「メンバーの松山英樹選手が4月のマスターズで日本選手初のローアマチュアを獲得し、さらに10月のアジアアマチュア選手権で史上初の連覇を成し遂げ、2年連続のマスターズ出場権を獲得、さらには史上3人目となるアマチュア選手のツアー優勝という快挙を果たしました。7月には櫻井勝之選手が昨年の日本学生に続いて日本アマ優勝、台湾アマで佐藤大平選手が日本選手初優勝とメンバー個人では、素晴らしい成績を残してくれた1年となりました。しかしながら、チームとしては、ネイバーズでの惜敗、ノムラカップでは慣れない環境での対応力の欠如から厳しい戦いを強いられ、優勝という目標には遠く及ばない成績に終わってしまいました。今後、男子チームは優秀な選手達が個の能力を充分に発揮できるような組織作りが必要です。女子同様、男子も来年、2014年の世界アマに向けて選手強化に取り組んでいくので、選手の皆さんも是非、精進を続けていただきたい」と挨拶。続いて、男子チームを代表して櫻井勝之が、「この一年間でナショナルチームで学んだことを大切に来年からプロの世界で頑張りたい」と挨拶がありました。
続いて、阪本女子ナショナル強化部会長からは、「今年は東日本大震災の影響で強化スケジュールに変更を余儀なくされました。また、メンバーの皆さんも厳しい状況の中、自分がゴルフをすることが正しいのかどうか、悩みながら活動を続けてきたと思います。その中で、女子チームメンバーから日本女子アマチャンピオンと日本ジュニアチャンピオン、さらに日本女子オープンローアマチュアと3つの主要なタイトルを獲得する活躍を見せてくれました。しかし、チームとしては、シリキットでの苦戦、ネイバーズでの逆転負けと悔しい結果に終わったことも事実です。私たちは来年、トルコで開催される世界女子アマでの活躍、そこからホスト国開催となる2014年に向けての選手強化に尽力しますので、メンバーの皆さんも、世界を舞台に活躍することを目標に、日々の努力を続けて欲しいと思います」と今年1年間の総括がありました。
続いて、女子チームを代表して、今年の女子アマと日本女子オープンローアマチュアの2つのタイトルを獲得した比嘉真美子から、「3年間所属して、技術のみならず、人間としても大きく成長させてもらいました。今年は震災があり日本人にとって悲しい年となりましたが、私たちゴルフファー一人ひとりができることを精いっぱいしていきたい」と挨拶がありました。
なお、本慰労会は、アジアアマチュア選手権連覇の松山英樹選手、台湾アマチュア選手権優勝の佐藤大平選手と永峰咲希の3名を特別表彰し、盛会のうちに終了いたしました。
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