第2回ユースオリンピック競技大会ゴルフの混合戦第2ラウンドが8月25日に中国・南京のZhongshan International Golf Club(パー72)で開催された。
競技方式は、チームの男女が交互に打っていくフォアサム。岡崎錬(福井工業大学附属福井高校1年)がアプローチを寄せて、篠原真里亜(沖学園高校3年)がチャンスを決めるチームワークの良さを見せて粘りを見せた日本チーム。この日は2アンダーパーをマークし、通算6アンダーパー。前日の12位タイから9位タイに順位を上げた。
10番からスタートした日本チームは12番までパーを続ける無難なスタート。13番(パー3)では、岡崎が ティーショットをグリーン手前のバンカー脇へ外してしまった。しかし、篠原がアプローチを1メートルに寄せてパーをセーブ。15番までイーブンパーで来ていたが、16番(パー4)で、篠原がティーショットを右のバンカーへ外すと、セカンドショットを岡崎がグリーン左の池へ打ち込み、このホールをボギー。日本チームは1つスコアを落として前半を折り返した。
後半の2番(パー5)でバーディ。3番、4番、5番、とパーを重ね。少しずつ歯車が噛み合いだしたのは6番からだった。岡崎がアプローチを寄せると、篠原がこれを確実に決め、このホールバーディ。続いて7番ホールも同様に岡崎が寄せ篠原が決める。8番ホールのティーショットを篠原がグリーン右手前のバンカー。岡崎がそれを見事に寄せ、篠原がそれを気持ちで沈めてパー。最終9番(パー4)では、篠原が放ったセカンドショットは花道から転がりピンに寄せる計算だったが惜しくもグリーン手前でショートしてしまう。岡崎がこれを寄せきれずボギーで終わるのかと思われたが、篠原が5メートルのパットを沈め、後半3アンダーパー。この日は2アンダーパーとした。
日本チームは、最終ラウンドを前にして通算6アンダーパーの9位タイ。トップには、2日間連続で7アンダーパーを出しているデンマークが通算14アンダーパー。2位タイには韓国とスウェーデンが通算12アンダーパー。日本はこの差を追いつきメダルを獲得するためには、2人共が明日の個人ストロークプレーでベストパフォーマンスを発揮する必要がある。ユースオリンピック競技大会ゴルフ競技を締めくくる混合戦の最終ラウンド。日本のチームの奮起に期待したい。
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