Japan Women’s Open Golf Championship 2024日本女子オープンゴルフ選手権
競技メニュー
写真:Y.Watanabe / Y.Kawatani
本選手権2勝の宮里美香が帰ってきた。
2024年度(第57回)日本女子オープンゴルフ選手権は第2ラウンドを迎え、2010年と2013年の覇者、宮里美香が6バーディ・2ボギーの68をマーク。通算3アンダーパーで8位タイに浮上して後半のラウンド進出を決めた。
日本ツアー2勝がともに日本女子オープンである宮里にとって本選手権は特別な大会だ。さらに今年は、東西は違うが14年前に自らが初優勝を飾った思い出の地で開催となる。宮里本人も本選手権に照準を合わせて調整を行ってきた。キッチリと好調な状態に持ってきたのはさすがだ。
現在34歳の宮里。今週で4戦連続の試合出場となるが、出産を経てのぞむ今年は14年前とは体力面など違うところも出てくる。「出産前と体の疲れとかが全然違うので、いかに効率良く練習できるかというのと、だいたいラウンド後は練習したい気持ちはあるけど終わったらケアに充てるようにしています。省エネです」ベテランならではの経験ももちろんだが、日本女子オープン2勝の宮里は本選手権を知り尽くしている。
明日はムービングデーと呼ばれる第3ラウンドだが宮里本人は冷静だ。
「マイペースに少しずつスコアを伸ばせたら。耐える感じにはなると思いますけど、自分のやるべきことをやって結果が出ればいいなと思います」気負うことはない。本選手権3勝目を見据えつつ、さらなる上位浮上を狙う。