Japan Women’s Open Golf Championship 2025日本女子オープンゴルフ選手権
10月2日(木) 〜 10月5日(日)
チェリーヒルズゴルフクラブ キング・クィーンコース
競技メニュー
競技報告:Y.Koseki 写真:Y.Kawatani
第1日、首位の安田彩乃に1打差の6アンダーパー、2位タイと好スタートを切った森田遥はこのタイトルに対する思いを次のように語った。
「ナショナルチームのメンバーとして活動させていただいたことがあり、JGAさんにはジュニアの頃から本当にたくさんお世話になった役員さんや競技委員さんがいらっしゃいます。(この大会は)そうした方々にお会いできることもすごく励みになっていますし、いいプレーをして恩返しをしたいと思っています」と、特別な思いを胸に秘めていた。
森田は2013年~14年の2シーズン、JGAのナショナルチームメンバーとして活動。2013年のクイーンシリキットカップでは個人戦4位となり日本チーム2位に貢献する成績を残している。今週、JGA女子ナショナルチームとして活動する後輩たちは、シンガポールで開催されている世界女子アマチュアゴルフチーム選手権で世界を相手に奮闘している。
森田は今日のゴルフの内容について「ショットは、最初は少ししっくり来なかったのですが、徐々に良くなって、全体的にみれば狙った幅の中に収まった感じです。フェアウェイキープは14分の12ホールくらいだったと思います。あと、パッティングも思い通りに打てました」と納得した様子。そして、その結果の6アンダーパーには、「正直、自分が予想していたよりは良いスコアでした。でも、もったいないボギーやバーディを獲り損ねたホールもあったので、明日も自分がやるべきことにフォーカスすれば、良いスコアがついてくるのかなぁ、と思います」として、1日5~6アンダーパーを目標にラウンドしたいと明かす。
このコースは、まずはパッティングのラインをしっかりと読み切ることが重要だが、最終的にはオールマイティーに優れた総合力のあるプレーヤーが制するだろうという。そのうえで、森田本人もその手応えを感じた一日だったようだ。