Japan Women’s Open Golf Championship 2025日本女子オープンゴルフ選手権
10月2日(木) 〜 10月5日(日)
チェリーヒルズゴルフクラブ キング・クィーンコース
競技メニュー
競技報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe
大会1日目、単独首位の好スタートを切った安田彩乃とは同級生。親友でもある堀琴音が負けじと6アンダーパーの66でホールアウトし2位タイにつけた。
「途中でスコアボードを見て、彩乃ちゃん頑張っているなぁって思っていました。彩乃ちゃんとは仲が良くて前半戦苦しんでいるのも近くで見ていたので、今日のスコアは本当に嬉しかったですね。私も最後を決めたら6アンダーパーだったので、入れたいなと思って打ちました」
この日の堀は8バーディ・2ボギーの66という内容。今シーズンはここまでフェアウェイキープ率が1位(9月28日時点)とティーショットの安定感が秀でている。いつもの日本女子オープンとは違い、伸ばし合いになることは堀自身も練習ラウンドの段階で予測はしていただけに、どれだけ多くのバーディパットを打てるかが鍵を握っている。そのためにいかにいいところからグリーンを狙えるかがスコアを伸ばすための条件になるが、この日の堀はそれができていた。
「2つのボギーは難しいところに外してしまったのでしょうがないかなと思いますが、でも勿体なかったかなと思います」
堀の日本女子オープンゴルフ選手権と言えば思い出されるのが2016年大会の2位だ。当時アマチュアだった畑岡奈紗に優勝を譲る形となった。あれから様々な苦難を乗り越えて今も最前線で戦い続けている堀。今季は永峰咲希や渡邉彩香、柏原明日架ら復活優勝も多く、その流れに乗りたいというのは本音だろう。
2022年のTポイント×ENEOS 以来の優勝を目指し、明日も伸ばし合いの展開に身を投じる。