102日(木) 〜 105日(日)

チェリーヒルズゴルフクラブ キング・クィーンコース

競技メニュー

Championship Reports競技報告

競技報告:Y.Koseki 写真:Y.Watanabe

大方の有力選手の予想通り、そして大会側の想定内でもあるのだろう。第1日、午前スタート組(全60選手)で60台(3アンダーパー以上)のスコアをマークした選手はちょうど20人を数えた。そのなかでトップに立ったのは7アンダーパー(7バーディー・ノーボギー)の安田彩乃だった。

今日の安田はパッティングの好調さを自覚するも、その技を発揮する前に「(グリーンを狙う)ショットが良かったので、ピンチのホールはほとんどありませんでした」と振り返る。なかでも距離の短いティーイングエリアを使用した8番ホール(302ヤード・パー4)では残り約100ヤードの左ラフから、48度のウェッジショットがホールにからむ見事なアプローチで、バーディとした。

今季のツアーでは、8月まで多くの試合で後半のラウンドに進めない不振が続いた。しかし、9月に入ってから徐々に調子を上げ、「フィーリングがだいぶ良くなってきました。取り組んでいることは何も変わらないんですけど、ここまでやってきたことが身に付いてきたのか。それとも、ちょっとしたことだったのかな、と思います」と、自分でも自覚できないくらいのわずかな進歩が結果に大きく表れ始めたのかも、と自己分析する。
その変化がちょうどこのビッグタイトルに当たったのだから、結果も期待したいところだろう。「でも、やることはどの試合も同じですし、向き合うべきは自分自身。(他の選手との比較である)結果は後からついてくることなので、明日以降も自分と向き合って、(やるべきことに)集中したいと思います」と冷静に、でもニコニコ顔で語る。

そのうえで、今後の競技展開については「明日以降、コースコンディションはどんどん厳しくなっていくと思いますが、今回はコースセッティングにメリハリがあって、距離の短いホールではみんなバーディを獲ってくる(伸ばし合いの展開になる)と思います。自分も、これまでの日本女子オープンより多くのバーディが必要かなと思っています」と攻めるゴルフを心する。

実際、上位選手の多くが「(毎日)60台がマスト」と発言したり、当コースで開催された2019年日本女子プロゴルフ選手権を制した畑岡奈紗の優勝スコア(通算18アンダーパー)を今回の優勝スコアに設定している。周りの選手がこぞってさらにスコアを伸ばし始めたとき、安田は今日と同じ正確なショットと冷静なコースマネジメントでゲームを組み立てることができるのだろうか。注目に値するひとりになったことは間違いない。

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