Japan Women’s Open Golf Championship 2025日本女子オープンゴルフ選手権
10月2日(木) 〜 10月5日(日)
チェリーヒルズゴルフクラブ キング・クィーンコース
競技メニュー
写真:Y.Kawatani
2025年度(第58回)日本女子オープンゴルフ選手権は4日、兵庫県三木市のチェリーヒルズゴルフクラブ キング・クィーンコースで第3ラウンドを行った。曇り空から時折小雨が落ちる中でスタートしたムービングデーは、徐々に天候も回復。絶好のコンディションの中、その名の通り好スコアが続出する1日となった。通算11アンダーパーの単独首位でスタートした堀琴音は、安定感あふれるショットで4バーディを奪取。ボギーフリーの落ち着いたプレーを見せて通算15アンダーパーにスコアを伸ばして単独首位をキープし、本選手権初優勝に王手をかけた。
1打差の2位に浮上したのはアマチュアの廣吉優梨菜。2打差4位タイからスタートの廣吉は、2度の連続バーディを含む7バーディを奪い、2ボギーと見事なプレーをみせて67でホールアウト。2016年大会の畑岡奈紗以来2人目となる本選手権アマチュア優勝、そして本選手権史上最年少優勝記録の更新を期待させる順位で明日の最終ラウンドを迎える。さらに1打差の3位には髙木優奈、通算11アンダーパーの4位タイには藤田さいき、菅楓華、イ・ミニョン、森田遥がつけた。
後続では、JLPGAツアー通算30勝目を自身初の日本女子オープン優勝で飾りたい申ジエが64をマークして、同じく8つスコアを伸ばした渡邉彩香とともに通算10アンダーパーの8位タイに順位を上げてきた。注目の古江彩佳は、2バーディ・1ボギーの71とスコアを伸ばしきれず、首位と7打差の通算8アンダーパーで19位タイに順位を落とした。
首位と5打差に14人がひしめく大混戦となった本大会。2016年大会では最後まで優勝争いを演じながら目前で畑岡奈紗にアマチュア優勝を達成された堀がリベンジを果たすか。それとも廣吉が本選手権の記録更新を果たすか。ベテラン、ルーキー、15歳のアマチュアと現在の日本女子ゴルフ界の百花繚乱ぶりを絵にしたような展開となった本大会。72ホールの戦いの末に優勝杯を手にするのは誰になるか。明日の最終ラウンドの熱戦に刮目して欲しい。
第4ラウンドの模様は、7時から12時15分にゴルフネットワークの1番ホール中継、13時5分から16時(予定)にNHK総合テレビで生中継の予定です。
ぜひ、御覧ください。
【ご来場のギャラリーの皆様へのお願い】
大会期間中、無音アプリを利用しての撮影が可能です。
会場内の携帯電話回線は混み合う事が予測されますので無音アプリのインストールは出来るだけご来場の前にご家庭などで行っていただく事をお勧めします。詳細はこちらから