102日(木) 〜 105日(日)

チェリーヒルズゴルフクラブ キング・クィーンコース

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Championship Reports競技報告

競技報告:Y.Koseki 写真:Y.Watanabe

18番グリーン上、優勝した堀琴音と並んでローアマチュアの表彰を受けた廣吉優梨菜(15歳、高校1年生)は、その場のインタビューで意外なことを口にし、大勢のギャラリーの笑いを集めた。「(優勝争いをしている)実感が全然ないまま、途中からは堀選手をずっと応援していました(笑)」

堀と一緒に最終組からスタートした廣吉は、さっそく1番ホールで8メートルほどもあるバーディパットを勢い良く沈め、首位の堀琴音を捉えた。その瞬間、少なからぬ人が2016年大会の再現――17歳のアマチュア、畑岡奈紗が堀琴音を逆転し、優勝――を思ったはずである。

しかし、この日の廣吉は前日までとは少し違っていた。「緊張感とか、ふわふわとした感じとかはなかったと思います。でも、ショットに違和感があって。それでもだんだん合って来るのかな、って思っていたんですけど。前半の最後のほうで、あぁ今日はこのまま上手くいかないんだな」と感じていたというのだ。そして、それからは堀の応援に回ったというわけである。

ショットの狂いを自分で修正できなかったこと、そのショットの狂いは体力不足によるもの、等々の反省点を挙げる半面で、今回得たものは大きいという。「優勝を間近で、一番近くで見られたことはやっぱりいい経験になったと思いますし、自分が本当に目指しているところがはっきり分かったような気がします」

その堀のゴルフから感じたのは、「耐えるべきところはしっかり耐えたところ」として、「最初のほうは微妙な距離のパーパットがいくつかあったんですけど、そこをしっかり決めて、バーディを獲れるところは獲って。それで4日間とも60台で回ったのは本当にすごいと思います」と本心から感心する。

今回の日本女子オープンに廣吉が出場できるかどうかは不確実だった。それが運よく出場権が降り、ぎりぎりで出場がかなったのだが、「今年出られたのは嬉しかったです。そして、まさか3位になれるとは思ってもなかったので、本当に嬉しいですし、いつかは優勝したいと思える試合になりました」。少しはにかむように、そう廣吉は語った。

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