Japan Women’s Open Golf Championship 2025日本女子オープンゴルフ選手権
10月2日(木) 〜 10月5日(日)
チェリーヒルズゴルフクラブ キング・クィーンコース
競技メニュー
競技報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe
兵庫県のチェリーヒルズゴルフクラブ キング・クィーンコース(6,616ヤード・パー72)を舞台に行われた第58回日本女子オープンゴルフ選手権の第4ラウンド。通算15アンダーパーの単独首位からスタートした堀琴音が4アンダーパーの68でラウンド。4日間60台を並べた堀が通算19アンダーパーで2016年大会での雪辱を見事に晴らして本選手権初優勝を果たした。
最終ラウンドの朝は雨。特に堀がスタートした正午あたりは少し雨量も多めになっていた。その中でまずスコアを大きく伸ばしてきたのは堀よりも5組前でスタートした佐久間朱莉だ。前半の9ホールを5バーディ・ノーボギーで折り返し、後続にプレッシャーをかける。後半は13番でこの日6つ目のバーディを奪うと、この時点で首位に並んだ。ただ、結果的に16番ホールで惜しいバーディパットを外した時点で万事休す。2ストローク足らずの2位に終わった。それでも今シーズンのメルセデス・ランキングトップを走るその実力を存分に発揮したプレーを見せてくれた。
なお、堀と同じ最終組で本選手権2人目となるアマチュア優勝を目指した廣吉優梨菜は1アンダーパーの71でラウンド。通算15アンダーパーで全体の3位に終わったものの、初出場ながら堂々の戦いぶりでローアマチュアを獲得した。
通算13アンダーパーにはこの日64をマークした神谷そら、JLPGAツアー通算30章目を狙った申ジエ、天本ハルカ、木村彩子が続いた。地元兵庫県のナショナルオープンで多くの声援を受けてのプレーとなった古江彩佳はこの日、5バーディ・1ボギーの68でホールアウト。通算12アンダーパーの9位タイで本選手権を終えた。