Japan Women’s Open Golf Championship 2026日本女子オープンゴルフ選手権
10月1日(木) 〜 10月4日(日)
宝塚ゴルフ倶楽部 旧コース
競技メニュー

1番ホール(パー4)をボギースタートながら、その後は安定したプレーを続け、終わってみれば7バーディ・3ボギーの4アンダーパー66ストローク。3位タイの好発進を遂げた吉本ここね。この日を「ティーショットが比較的安定していたかな。それと、パー3が良かった。1個ボギーにしちゃったんですけど、4つバーディを獲れたので……。このコースはパー3が6ホールと多いのを(結果的に)うまく活かせたのかなと思います」とにこやかな表情で、かつ謙虚に振り返った。
「パー3はもともと苦手ではなかったんですけど、まあ今日はうまくいきました(笑)」
まずは6番ホール(153ヤード)。8番アイアンでグリーンに乗せ、約9メートルのロングパットを沈めると、ハーフターン後の10番ホール(174ヤード)と12番ホール(162ヤード)はともに6番ユーティリティーで、それぞれ1メートル弱と約3.5メートルに寄せてバーディ。そして、最後のパー3の16番ホール(185ヤード)は5番ユーティリティーで堅実にグリーンセンターを捉え、約15メートルの距離を合わせたつもりのパットがカップインするラッキーに恵まれた。
これだけパー3でスコアを伸ばしながら、本人に特別な意識はなかったという。「(グリーンは)バンカーに囲まれていたり、手前に落としたら崖みたいになっているパー3もありますから(難しい)。でも、そこを難しいなりにちゃんと対応できたのかなという感じです」と明かす。
吉本が「ちゃんと対応できたのかな」と語るプレーを支えたのは、堅実なティーショットだ。フェアウェイキープはなんと、12ホール中の9ホール。ティーショットをラフにこぼしたのはたった3ホール。「私の場合は(何よりも)フェアウェイキープ。とにかくそれを大事にすることでスコアメイクにつながる」と自分の持ち味、強みを明言した。
2021年以来5年ぶりとなる日本女子オープンについては、「ラフが長かったりという、『ザ・メジャー』といった感じのタフなセッティング」というイメージを持って臨んだという。2020年大会7位タイの確かな実績があるが、「そんな自信はないです(笑)」と控えめで、スタート前に思い描いたスコアは「イーブン(パー)ぐらい。アンダー(パー)で回れたら最高」といったものだった。だから、この日の好スタートにも「ここからが本当の勝負」と慎重な構えを崩さない。明日以降、グリーンはより硬くなり、小さいグリーンがさらに難しくなることは覚悟している。
「思い切っていって、あとはもう、難しい(シチュエーションの)ところはしっかり耐えて、耐えてのゴルフができるように、と思います」と言葉は控えめだが、吉本ここねがこの日のゴルフから確かな手応えを得たことは間違いないだろう。