Japan Women’s Open Golf Championship 2026日本女子オープンゴルフ選手権
10月1日(木) 〜 10月4日(日)
宝塚ゴルフ倶楽部 旧コース
競技メニュー

初秋らしい清々しい晴天の中、阿部未悠が軽快にスコアを伸ばした。午前組の10番からスタートした阿部は3連続を含む6バーディ・ノーボギーの64をマークした。
「今日はボギーも打たなかったですし、ショットとパットが良い感じで噛み合ってくれた1日だったかなと思います」
ピンチはあったが、それも阿部の中では全てが許容範囲内。心理的に乱れるようなことはなく淡々とスコアを積み重ねることができた。ただ、ホールアウト後の阿倍の表情はもう一つ晴れない。その理由は本当の意味で調子が上がりきっていない中でのスコアだからかもしれない。
先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」でも第1ラウンドを首位タイスタート。最終的には24位タイで終わったものの、直近の4試合で言えば2試合でトップ10に入っており、好調をキープしているように見える。
「先週の結果ももちろん悔しいですけど、自分のコンディション自体がそれほど上がってきていないので、その中で自分の今の状態でどれだけ良いプレーができるかを毎日毎日考えながら、トレーナーやコーチと相談しながらやっているので、自分の中ではベストを尽くした結果だと思っています」

当たり前のことだが、決して手を抜いているわけではなく、毎試合勝つことを目標にして戦い、勝てなかったらその悔しさを噛み締める。それでも時間は止まってくれるわけではなく、次の試合に挑まなければならない。
年間を通して戦う中で、調子の波はあるもの。それがどん底であっても目の前のボールに向き合わなければならないのがプロゴルファーという仕事なのだ。ただ、一流と呼ばれる選手は調子が悪い中でも結果を残す傾向がある。今の阿部はそれに近い状態にあるのかもしれない。
表情は晴れないが、今の自分を受け入れて、自分ができることをやりきれている実感はある。
阿部にとって好材料なのは舞台となっている宝塚ゴルフ倶楽部旧コースとの相性の良さだ。
「練習ラウンドを踏まえて、回っていて嫌な感じがするホールがあまりないので、自分の調子が噛み合えば良いスコアが出るかなという感覚はありましたし、キャディさんとも話していました」
明日以降、天候は晴れ予報で小さいグリーンは硬さを増していくことが予想される。そうなると大変になることは阿部も予想しているが、それを楽しみなセッティングと表現するあたり、自分ができるベストを出せればやれる自信があるのかもしれない。晴れない表情が明日は一転して晴れ渡るのか。2日目のプレーに注目したい。