Japan Women’s Open Golf Championship 2026日本女子オープンゴルフ選手権
10月1日(木) 〜 10月4日(日)
宝塚ゴルフ倶楽部 旧コース
競技メニュー

第2ラウンドを終えて通算8アンダーパー。2位以下に3打の差をつけて単独トップに立った阿部未悠。この日も途中までノーボギー、第1ラウンドから通算32ホールをボギーフリーの展開で、このままトップを独走するかに思われた。
だが、15番ホール(402ヤード、パー4)で今大会初のボギーを叩いてしまう。
後に尾を引かなければ良いが、と心配されたが、それはまったくの杞憂だった。もともと「ショットの内容は昨日のほうがよかったですし……」というプレーに加え、強い風という難しい要素があった。「午前スタート組のスコアを見て、やっぱり難しいんだろうなと思っていました。それが横から吹く風が多くて、(ホールによって)アゲインストになったり、フォローになったりで距離感が掴めず、ピンに寄せられない時間が長く続いたなか、良く耐えたなと思います」と振り返る。そのうえで、「(ショットの出来が)許容範囲内にずっといてくれたので、パーを重ねられ、チャンスを待ってバーディが獲れたというだけで、いずれボギーは来るだろうと思いつつ回っていた」と明かす。そこに「虚勢を張って」といった感じはなかった。
実際、初ボギーも後に尾を引くことはなく、続く16番ホール(185ヤード・パー3)で見事なバウンスバック。冷静にバーディを奪い返す。
そして、18番ホールでこの日2個目のボギーを喫したが、それも第2打がグリーン奥にこぼれた結果、そこから寄せきれずに約6メートルのパーパットを外したというもので、「しょうがない」と淡々と割り切っていた。
3打差の単独首位で迎える明日に向けては「(今日は)結構長いパットも決まってくれていましたし、これで不満と言ったら、ちょっとダメなような気がする。良かったことは良かったと自分の中で落とし込んで、明日以降に反省というか、繋げられるものは繋げていこうかなと思ってます」と冷静な姿勢で臨み、「(その結果)自分の良いゴルフというか、ベストなプレーができたら、明日も同じ位置にいるかもしれないし、いないかもしれない。何があるかわかんないんで、ゴルフなんて」と、まるで他人事のようだ。
また、日本女子オープンゴルフ選手権というナショナルオープンタイトルについても、「大きな大会で、勝てたらいいな」と素直な思いを口にするが、だからといって考えることはいつもと同じ。「(コースに出れば)目の前の一打に集中して、やることをやらないと、その先は何も見えませんから」と締まった表情を崩さない。
しかし、会見の結びに「まだ2日目が終わったばっかり。この先、どういう展開になるか、自分でも楽しみなところもあります」と語ったときは、とてもにこやかな笑顔だった。メジャートーナメントにおける自分のゴルフを本当に楽しみにしているのだろう。