Japan Women’s Open Golf Championship 2024日本女子オープンゴルフ選手権
競技メニュー
原設計:井上 誠一、統括グリーンキーパー:成田 大伸
2024年(第57回)日本女子オープンゴルフ選手権は、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ・西コースでの開催。1968年にTBS女子オープンとして産声を上げた本選手権がJGA単独主催となった1971年第4回大会の舞台となった大利根カントリークラブ・西コース。1960年に井上誠一氏の設計により東西36ホールが開場した同クラブ。豊富な松林に囲まれた各ホールには、バンカーや池などのハザードが要所に配され、正確なショットはもちろんのこと、コースマネジメント力が求められる難コースとして知られています。大利根カントリークラブでの本選手権開催は西コースで1971年大会(優勝:樋口久子)以来2度目、東コースで2010年大会(優勝:宮里美香)の通算3度目となります。日本女子ゴルフ界に新たな歴史を紡ぐ熱戦が期待されます。
HOLE | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | OUT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YARDAGE | 399 | 386 | 414 | 164 | 506 | 197 | 421 | 413 | 573/512 | 3,473 |
PAR | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 3 | 4 | 4 | 5 | 36 |
HOLE | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | IN | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YARDAGE | 401 | 506 | 179 | 488 | 413 | 368 | 214/150 | 393 | 410 | 3,372 | 6,845 |
PAR | 4 | 5 | 3 | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 4 | 36 | 72 |
※下図のコースレイアウトにあるホール数をクリックすると、各ホールの詳細がご覧いただけます。
プレー中は打球事故等にお気をつけいただき、プレーのスムーズな進行のため、係員の指示に従い下記の注意事項を守って楽しくご観戦下さい。
以上をお守りいただき、楽しくご観戦下さい。 2024年9月10日現在
雷雲が接近したら、左記の雷マークを場内に掲示します。
また雷が発生した場合サイレンが鳴りますので、係員の指示に従って安全な場所に避難して下さい。雷が発生した場合は、独立した木の周辺・金属製の物の近く・ゴルフカート・丘の上や高い場所・ギャラリースタンド等は危険ですので、これらからは離れて避難して下さい。
地震の揺れを感じたら落ち着いて行動して下さい※状況により避難場所へ誘導する場合がありますので、この地図を参考にし係員の指示に従って下さい。
399Yards Par4
フェアウェイバンカーはなく、緊張感が高まるスタートホールでもストレスなく打っていけるだろう。
狙いはティーボックス正面に見えるグリーン方向だ。
フェアウェイは少し右に曲がっているので、フェードヒッターは打ちやすい。
セカンドショットは150ヤードほど。気になるハザードはなく、グリーンもフラットで素直だ。
386Yards Par4
ティーボックスから、グリーンはやや左方向に見える。最短距離を狙ってフェアウェイ左に打ち出すと、せり出す木に当たるリスクがある。が、右にはフェアウェイバンカーがあるので、慎重にセンターに落としたい。セカンドショットはグリーン左に新設した2つのポットバンカーに注意。グリーンは右から左にかなり傾斜している。
414Yards Par4
右ドッグレッグホールで、ティーボックスからグリーンは見えない。右から背の高い木々が迫り、女子選手に多いドローヒッターにはとても打ちにくいホールだ。
左からフェードで攻めたいが、右サイドまで転がると2打目で前方の木が邪魔になる。
砲台グリーンの左サイドの芝は短く刈られ、こぼすとアプローチが難しい。
164Yards Par3
池越えの美しいパー3ホール。池は楽に越えるだろうが、ポイントはグリーン手前の2つのガードバンカーだ。この間の芝は短く刈られ、ここに落ちれば池まで転がり落ちるリスクがある。
したがって、ホールロケーションがグリーン手前の場合は、大きなプレッシャーがかかる。グリーン左サイドからのアプローチも難しい。
506Yards Par5
右にドッグレッグするパー5ホール。ティーショットは右から木が迫っているためドローボールは打てない。左からフェードで攻めたいが、左すぎればフェアウェイセンターの1本木がスタイミーになり、右にミスすると池もある。3番ウッドで手前にレイアップするのが安全策か。花道は広いので、飛距離の出る選手は2オン狙いもあるだろう。
197Yards Par3
ティーボックスは広く、どの位置を使うかによって距離が変動する。
グリーン奥には林がなく、抜けて見えるので遠く感じる。見た目にだまされず、正確な距離感で打っていくことが大切だ。右サイドからは林が迫り、ドローヒッターには攻めにくいだろう。
グリーンはクセがないので、積極的にバーディを狙いたい。
421Yards Par4
前半の難関ホールの一つ。フェアウェイは右にドッグレッグするが、ティーショットの狙いは距離を落として左バンカーを越えたあたりがベスト。
最短を狙って右サイドを狙うと、手前の松の木に当たるリスクが高まる。飛ばしすぎて正面に見えるバンカーに入れても命取りになる。グリーンは馬の背状で、左右に外すと難しくなる。
413Yards Par4
今大会に合わせてティーボックスを新設。ゆるやかに左へと曲がり、ドローヒッターはショットのイメージを出しやすいホールだ。左サイドの1本松と2つのバンカーを避けて打ち出したい。右サイドに逃げすぎると、セカンドショットで木やガードバンカーが気になってくる。
グリーンはフラットな場所が少なく、攻略が難しい。
573/512Yards Par5
今大会の最長ホール。ティーショットの狙いは左フェアウェイバンカーの横あたり。
右サイドはセカンドショットで木が邪魔になる。グリーンはガードバンカーがあってルートは限られているが、花道は使えるので距離の出る選手は2オンにチャレンジするだろう。
得意な距離を残してレイアップすれば、バーディチャンスも膨らんでくる。
401Yards Par4
ゆるく右にドッグレッグし、ティーボックスからグリーンは見えない。ティーショットは、左バンカーの横あたりがベストポジション。ここからなら残りは160ヤードほどだ。
グリーンは砲台状で横長のため、小さく見える。だが、ガードバンカーはないので、積極的に攻めていきたい。右に傾斜しており、こぼせばアプローチが難しい。
506Yards Par5
フェアウェイは広く、真っ直ぐ伸びている。右のフェアウェイバンカーを避け、センター左サイドから攻めたい。フェアウェイはうねっており、ライによってはセカンドショットが難しくなる。
グリーン手前は左右にガードバンカーがあり、特に左のバンカーは距離があって入れたくない。
グリーンは右から左に傾斜している。
179Yards Par3
気になるハザードはなく、グリーンも大きめのパー3ホール。乗せるだけならさほど難しくはないが、それだけにカップ近くに正確に落としたい。手前の2つのガードバンカーは深くて脱出が難しいし、またグリーンオーバーも返しのアプローチが難しい。
正確な距離感こそがバーディ奪取のカギになる。風は左から吹くことが多そうだ。
488Yards Par5
グリーンまでフェアウェイが真っすぐ伸び、気になるバンカーもない。
ティーショットをフェアウェイに落とすことができれば2オンも狙いやすい。
だが、少しでもラフにかかればレイアップを余儀なくされるだろう。グリーンは高い砲台で、フェアウェイからグリーン面が見えないほど。確かな距離感を持って、高弾道で攻めたい。
413Yards Par4
ストレートなパー4ホールだが、気をつけたいのは左へのミス。
2つあるフェアウェイバンカーはアゴが高く、しかも前方の木が邪魔でグリーンを狙いにくい。
さらに左はレッドペナルティエリアだ。セカンドショットでは、グリーンから距離のあるバンカーにも要注意。グリーンは砲台状で、右奥に大きなマウンドがある。
368Yards Par4
距離が短く、上がり3ホールを前に、スコアを伸ばしたいパー4ホールだ。
ティーショットの落としどころは、フェアウェイ右の1本松の左付近がベストポジション。
無理をせず3番ウッドで攻めてもセカンドショットはショートアイアンの距離だろう。
グリーンは左右に深いガードバンカーがある。
214/150Yards Par3
広くひらけているが、なかなか攻めにくいパー3ホールだ。
グリーンは傾斜がきつく、馬の背状。
左サイドには大会前に新設されたガードバンカーが口を開けて待ち、右サイドにこぼせばボールは下まで大きく転がり落ちる。グリーン奥には池もあるのでオーバーも禁物。
カップが切られた場所に、確実に落として止める技術が必要だ。
393Yards Par4
ティーボックス前に池が広がる美しいホール。フェアウェイは右にドッグレッグするので右サイドを狙いたくなるが、コーナー付近の3本の松がスタイミーになるため左サイドからしかグリーンを狙えない。グリーンは砲台状で縦長。カップの位置に正確に運ばないと3パットのリスクも高まる。無難に切り抜けたい難関ホールだ。
410Yards Par4
右サイドから林が迫り、フェードボールで攻めたい最終パー4ホールだ。
左に2つ、右に1つのバンカーがあるため、フェアウェイセンターを慎重に狙っていきたい。
グリーンはほぼフラットで花道も広いが、左右のガードバンカーには注意が必要。
グリーン横や奥にこぼしてもアプローチは難しい。セカンドショットに正確性が大切だ。