日本女子オープンゴルフ選手権競技
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2016年度(第49回) 日本女子オープンゴルフ選手権競技
2016年9月29日〜10月2日 烏山城カントリークラブ 二の丸・三の丸コース 参加者数:119名 アマチュア:31名
1st Round
プロとして初出場の森田遥が3アンダーパーで単独首位に立つも3打差までに19人がひしめく混戦のスタートに
森田 遥 鈴木 愛
森田 遥 鈴木 愛
本選手権の舞台は、1975年大会以来2度目の開催となる烏山城カントリークラブ二の丸/三の丸コース。17番ホールは、打ち下ろしながら490ヤードのパー4でセッティングされ、グリーン手前にはハザードが絡む。フィニッシングホールとなる18番もフェアウェイ左サイトにグリーンまで続くハザードと2段グリーンが相俟つ本選手権屈指の難ホールが終盤に控えている。飛距離と正確性が求められる同倶楽部は、さらに起伏が激しく、72ホールを戦い抜く体力、精神力も必要な女子ゴルファー日本一を決するにふさわしい舞台に仕上がっていた。

果たして、第1ラウンドの結果は、20代の若手、ジュニア世代のアマチュアが上位を占めることとなった。3アンダーパーをマークして首位に立ったのは、20歳でプロとして本選手権初出場の森田遥。1打差には、日本女子プロ選手権覇者で22歳の鈴木愛と、28歳の笠りつ子。そして、若干15歳のアマチュア長野未祈が並み居るプロに割って入り2位タイグループに名を連ねた。2打差の5位タイには、20歳の堀琴音に加え、JGA女子ナショナルチームメンバーの佐渡山理莉、畑岡奈紗、日本女子アマチュアゴルフ選手権優勝の髙橋彩華、吉本ここねが健闘を見せた。なお、初優勝が期待されたイ・ボミは、連戦の疲れからか第1ラウンドを終えて体調不良により棄権となった。

2nd Round
堀琴音が混戦を抜け出し通算5アンダーパーで単独首位に。アマチュアの長野が1打差で追走
長野 未祈 堀 琴音
長野 未祈 堀 琴音
混戦を抜け出したのは、2打差5位タイにつけていた堀。前半で1つスコアを伸ばした堀は、14番でバーディを奪うと、最難関の上がり2ホールを連続バーディで締めてこの日ベストスコアの67をマーク。通算5アンダーパーで単独首位に躍り出た。

堀を追走するのは、アマチュアの長野。4、7番でボギーと悪い流れになりかけたものの、8番のバーディでバウンスバックを決めると、10番からの連続バーディに加え、最終18番も3メートルをねじ込んでバーディフィニッシュ。堀と1打差の単独2位で注目を集めている。さらに1打差の3位には2015年大会で優勝争いを演じた柏原明日架。さらに1打差の通算イーブンパーに申ジエ、鈴木愛、菊地絵理香、李知姫の実力者がつけている。

なお、この日カットが行われ、通算7オーバーパーの58位タイ、64人が後半のラウンド進出を決めた。13歳17日で本選手権最年少出場記録を更新した梶谷翼は、通算9オーバーパーでカットラインに2打及ばず、第3ラウンド進出の最年少記録更新はならなかった。

3rd Round
通算5アンダーパーにスコアを伸ばした長野が単独首位。史上初のアマチュア優勝に大きく前進
長野 未祈 柏原 明日架
長野 未祈 柏原 明日架
単独首位の堀と、1打差2位の長野の最終組は、息詰まる緊張感の中でのプレーとなった。前半は両者譲らずパープレーで終えると、後半にスコアが動く。先手を取ったのは、長野。10番でバーディを奪って堀に並ぶと、14番でボギー。一方の堀は15番でボギーが先行し、長野の1打リードで迎えた最終ホール。堀がティーショットを左サイドのハザードに打ち込むミスでボギーを喫したのに対し、長野がバーディを奪い通算5アンダーパーでフィニッシュ。堀に2打差をつけて史上初のアマチュア優勝に大きく前進した。

堀とともに2位タイにつけたのは昨年大会のリベンジを期す柏原。さらに1打差の4位に申ジエ。通算1アンダーパーグループには、本選手権2勝目を狙う李知姫の他、松森彩佳、服部真夕とともに、JGA女子ナショナルチームメンバーの畑岡奈紗が名を連ねている。

4th Round
最終ホールの劇的バーディで畑岡奈紗が通算4アンダーパーで史上初のアマチュア優勝を果たす
優勝者
史上初となるアマチュア優勝の畑岡奈紗
史上初のアマチュア優勝の期待がかかる首位スタートの長野は、緊張からか前日まで決まっていたパッティングに狂いが生じ、2番でボギー、6番ではダブルボギーを叩くなど前半でスコアを落とし、優勝争いから脱落。2年連続最終組でのプレーとなった柏原もダブルボギースタートと出だしで躓き、優勝争いは混戦模様となった。

2人にかわって首位に躍り出たのは、前半で2バーディを奪った堀。しかし、堀も11、12番で短い距離のパットを外して連続ボギーを叩き、足踏みすると、畑岡が10番から3連続バーディを奪取して首位に立つ。アマチュアに負けられない堀も、14番のバーディで畑岡と並ぶ。大混戦となった本選手権で勝負が決まったのは、上がり2ホールだった。難関の17番をパーで凌いだ畑岡が最終18番で下り4メートルのフックラインをねじ込んでバーディフィニッシュ。通算4アンダーパーで堀と並んで首位タイでプレーを終え、後続を待つ。

一方の堀は、17番でフェアウェイから2打目をレイアップし3打目に勝負をかけたが、このショットを寄せきれず痛恨のボギーで1打後退。最終ホールでは決めればプレーオフとなる10メートルのバーディパットを外した瞬間、畑岡が史上初となるアマチュア優勝の快挙を達成した。

17歳263日の畑岡は、本選手権史上最年少優勝記録も更新し、有終の美に華を添えた。通算2アンダーパーの3位に申ジエ、さらに1打差の4位タイに連覇を狙ったチョン・インジと下川めぐみが入賞。ここまで本選手権を牽引してきた長野は、7つスコアを落とし通算2オーバーパーの10位タイに終わった。

 
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