日本女子オープンゴルフ選手権競技
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2020年度(第53回) 日本女子オープンゴルフ選手権競技
2020年10月1日〜10月4日 ザ・クラシックゴルフ倶楽部 キング・クイーンコース
参加者数:120名 アマチュア:16名
1st Round
大会最小ストロークタイ記録の64をマークしたイ・ナリが単独首位に
イ・ナリ 小祝 さくら
イ・ナリ 小祝 さくら
2020年度(第53回)日本女子オープンゴルフ選手権は、2017年に日本シニアオープンゴルフ選手権が開催されたことも記憶に新しい福岡県宮若市のザ・クラシックゴルフ倶楽部が舞台。例年、数多くのギャラリーが観戦に訪れる本選手権だが、2020年は新型コロナウィルス感染拡大防止の為、残念ながら一般非公開での開催となった。静寂の中でスタートした第1ラウンド。大会史上最長となる6,761ヤード・パー72にセッティングされた吸収を代表する難コースで躍動したのは、イ・ナリ。10番ホールをティーオフしたイ・ナリは、11、12番の連続バーディで波に乗ると、その後6バーディを積み重ねる手がつけられないゴルフで、この日8バーディ・ノーボギーの大会最小ストロークタイ記録となる64でフィニッシュし、単独首位に立った。2打差の2位タイには、本選手権まで1勝をあげている小祝さくら。さらに2打差の3位タイに原英莉花とベテランの上田桃子がつけた。ルーキーイヤーとなる2020年に2勝を上げてセンセーショナルなデビューを果たした笹生優花、2019年シーズン賞金ランキングトップの鈴木愛、2大会連続優勝を狙う古江彩佳、日本女子プロゴルフ選手権との2冠を狙う永峰咲希の注目選手は、1オーバーパーでホールアウト。首位と9打差の36位タイとやや出遅れた。

2nd Round
通算9アンダーパーで小祝が首位、3打差で原が2位と黄金世代が躍動
小祝 さくら 原 江里菜
小祝 さくら 原 英莉花
スタート直後の11番でボギーが先行した小祝だったが、続く12番(パー5)で6メートルのパッティングを決めてバウンスバック。これで波に乗った小祝はその後、後半の6番まで11ホールで5バーディを奪取する快調なプレーを見せた。しかし、このままスコアを伸ばし続けるかと思われた7番(パー3)に落とし穴が待っていた。小祝は、8メートルの下りで左に曲がる傾斜のバーディパットを打ちきれずに1.5メートルショートすると、パーパットもホールの縁をなめて同じ距離をオーバーさせてしまう。返しのボギーパットも外した小祝は、まさかの4パットでダブルボギーを叩いてしまった。それでも、3つスコアを伸ばして通算9アンダーパーで単独首位に「4パットはたまにやってしまう。ショックはありましたが、今日は良いパッティングも出来ていた」と、飄々と1日を振り返った。小祝を追ったのは、原。1番でバーディを決めると8番でもスコアを伸ばす。後半に入ると13、16番でボギーを叩いたが、17番から連続バーディでこの日2つスコアを伸ばし通算6アンダーパー。首位と3打差の2位に順位を上げた。
なお、この日カットが行われ、通算4オーバーパーの58位タイ、68名が後半のラウンド進出を決めた。

3rd Round
原がムービングデーに爆発。66を叩き出し通算12アンダーパーで初優勝に大きく前進
原 江里菜 小祝 さくら
原 英莉花 小祝 さくら
ムービングデーは、小祝と原の黄金世代の2人が最終組でプレー。両者はともにバーディ発進を決めるが、前半で明暗が分かれる。単独首位スタートの小祝が4番のボギーに続き、5番でダブルボギー、7番でもスコアを落として前半で3つスコアを落としたのに対して、原は3番、6番、8番から連続バーディで5つスコアを伸ばして小祝を逆転。後半も小祝が意地を見せて2バーディを奪ってみせたが、原も持ち前の飛距離に加え、安定したパッティングで2バーディ・1ボギーとスコアを伸ばした。終わってみれば、原が7バーディ・1ボギーの66をマークして通算12アンダーパーで初優勝に大きく前進。一方の小祝は1オーバーパーとスコアを落とし、4打差の2位に後退した。さらに3打差の3位タイには、伏兵の仲宗根澄香と吉本ここね、実力者の上田、穴井詩、酒井美紀。通算4アンダーパーの8位に歴代優勝者のテレサ・ルー。通算3アンダーパーにこの年復活優勝を果たした渡邉彩香、幾度も優勝争いに絡みながら戴冠をのがしている菊地絵理香らがつけた。

4th Round
盤石のプレーを見せた原が通算16アンダーパーで本選手権初優勝を飾る
優勝者・ローアマチュア
優勝の原 英莉花とローアマの岩井 明愛
早朝に小雨が降ったものの、2日連続で原と小祝の黄金世代2人となった最終組がティーオフする頃には天候も回復した最終ラウンド。単独首位の原がスタートから好調なプレーで後続を突き放す。原が1番で幸先よくバーディを決めると、小祝は2番でボギーが先行。その後も小祝がボギーとバーディが交互に来る足踏み状態の中で、原は盤石なプレーでスコアを守り、2位以下の選手たちにスキを見せない。後半、小祝が11番から連続バーディを奪うも、原はその上を行く3連続バーディを奪取。原は最後まで安定したプレーを続け、この日も68をマークして通算16アンダーパーで初優勝を飾った。小祝は4打差の2位、さらに4打差の3位タイに上田と仲宗根が入賞した。
なお、ローアマチュアは通算2アンダーパーで岩井明愛が全体の14位タイで初の獲得となった。

 
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