2008年度(第18回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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競技報告
【感動のラウンド! 憧れの青木とプレーした古市忠夫】
第3日 競技報告:西澤 忠    写真:Gary Kobayashi
‘95年、阪神淡路大震災で家屋を失い、その2年後に59歳でプロ入りした“大器晩成型の個性派プロ”で知られる古市忠夫プロがこの日、“世界のアオキ”とラウンドして、大観衆の喝采を浴びた。

「もう昔からの“憧れの人”、“雲の上の存在”青木さんと一緒にプレー出来たなんて、今日は感動・感謝・合掌!の心境でした。スタートして無我夢中でプレーしていると、時の経つのも忘れ、気がつけばもう8番ホールに来ている!と自分が驚いていました。自分がショットした後は、あの切れ味ある青木さんのショットを観戦しているのですから、プレーヤーなのにギャラリーになった気分。だから、今日の77というスコアは別にして、大満足です」と試合直後に話す際には、声まで上ずっていた。大きな声で“感動と興奮”という言葉を連発するのだから。

こんな神様の絶妙な演出は古市が前日の第2ラウンドで、「69」の好スコアを叩き出し、トータル1オーバーパーで青木と同スコアになったお陰だった。4オーバーパーでインコース10番ホールからスタートした古市は「まずは予選通過をめざす」はずだったが、12ホールを終えた時点で4バーディー。トータルをイーブンパーにすると、「目標がエージ・シュートに変わってしまった」と告白した。4アンダーパー・68なら、昭和15年9月生まれで68歳の古市にとって“公式戦初のエージ・シュート達成”になるのだ。「その途端、4番ホールの第2打をグリーン奥のバンカーに突っ込み、ボギーですよ」と、1打の差で夢の実現を取り逃がしたのだ。「プライベートなラウンドでは7回ほど達成していますが、試合ではあと一歩を何回も逃がしています。そんな私が昨年の最終日の逆転優勝エージ・シュートの青木さんと回ったのですから、感動するのも無理ない話しです」と素直に喜ぶ。

インタビュー中に通りかかった青木プロが「この試合の最高齢プロの古市さんがブービー・メーカーなら、俺はブービーなんだな?」と年齢の順番をゴルフの成績に重ねてあわせて、冗談を言って笑った。「自分より3歳年上の人とプレー出来るなんて、ゴルフならではのこと。俺のエージ・シュート? もう一度くらい出したいけれど、このコースではそう簡単に出させてくれない。もっとショットとパットの噛み合わせが良くないと・・・」とこの日、73でトータル2オーバーパーは18位タイだけに、表情は冴えなかった。


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