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Championship Report

競技報告

2014年度(第29回)アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権

【チーム最年長の小浦が夢舞台で躍動できるか】
大会前 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
日本チーム最年長の小浦和也は、開幕を明日に控え感慨深げに話し始めた。「日本で世界アマを開催すると聞いてから、高校3年生のときからこの場所を目指して頑張ってきました。5年越しで、ここに出られていることが嬉しいですし、誇りに思います。コツコツやってきたことが身になった」と、アマチュアとして集大成となる世界の舞台に立てる喜びを噛みしめていた。それでも、「いつもとおりの試合のつもりで。平常心を保って、いつも通りやろうと思います」と、高鳴る胸の裡をおさえている。小浦をはじめ男子チームは、世界女子アマの最終ラウンドを観戦。女子チーム悲願の3位入賞に向けて心からの声援を送ったが、女子チームは惜しくも涙を飲んだ。「女子チームは、プレッシャーがあったと思う。女子は自信を持っていて、上手い選手が多いのに、上位に行くのは難しいことだなと思いました」と、世界アマの難しさを改めて感じさせられた。

ホスト開催でいやがうえにも期待が高まる今年の世界アマ。小浦は、「日本チームの最近の最高成績は2012年の9位と聞いています。優勝したのは昔のことですし、世界との差がある。すぐに優勝できるとは思えないけれど、ベストを尽くしたい。3位以内を目標に表彰台に上がることを目指したい」と、まずは日の丸を揚げることを目標に据えた。幾分慎重なコメントにも聞こえるが、その裏には、コースコンディションの変化に注意していることがある。「合宿で何度もこのコースをプレーしているが、全然コースのコンディションが違う。まるで別のコースみたい。狙うところも違うし、グリーンも硬くて速い。入山コースは、明確に違う」と明日の第1ラウンドをプレーする入山コースへの警戒心を高めている。
チーム最年長でエースとしての役割も担っている小浦は、「2人ともうまいし、意識も高いので、勝手にいっちゃう感じで心配していません。責任というより、自分も頑張って、一人一人が頑張る」と、過度のプレッシャーは感じていないようだ。

この舞台を目標に「体重が10キロぐらい増えて、飛距離は10ヤードしか伸びていないですけれど、球筋をドロー系からフェード系に変えて安定感が出ました。食べて、トレーニングして、食べて、練習しました」と地道な努力を続けてきた。夢にまで見た世界アマの舞台で、小浦は躍動することができるか。

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