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Championship Report

競技報告

2014年度(第29回)アイゼンハワートロフィー 世界アマチュアゴルフチーム選手権

【2位スタートのアルゼンチンは作戦通りの攻めのプレーで1位に】
第2日 競技報告:JGA 写真:Gary Kobayashi
Yoshitaka Watanabe
Jaime Lopez Rivarola
Alejandro Tosti
Matias Simaski
首位と1打差の4位タイにつけたアルゼンチンの第2ラウンドは、距離の長い押立コースでのプレー。入山コースよりもスコアが出にくいと思われていた押立にも、チームを率いるマティアス・アンセルモキャプテンは、メンバーに攻めのプレーを求めていた。その思いを受けた3人は、前半から積極的にバーディを狙っていく。ハイメ・ロペス リバローラは前半だけで5つスコアを伸ばす。「攻めるプレーを展開しようと思ってスタートして、前半はバーディも確実に獲れました」とスタートダッシュを喜ぶ。後半は、「トラブルもあって、我慢のプレーが続いた」という通り、2バーディ・1ボギーに終わったが、この日チームトップの66でアルゼンチンの首位浮上に大きく貢献した。

アレハンドロ・トスティも「このコースはロースコアで争われるから攻めるプランでプレーしないと」とキャプテンの意図をしっかりと理解している。それが裏目に出たのか前半16番でダブルボギーを叩き、一時は1オーバーパーまでスコアを落としたが、「勝機が来るのを待つ我慢のプレー」をしていたトスティは名物の18番(パー6)でイーグルを奪い、苦しんだハーフを1アンダーパーで凌ぐと、後半3バーディで67でホールアウトした。不採用スコアとなっているがマティアス・シィマスキーも2日間通算で個人でアンダーパーと安定したプレーを見せている。

「全員でプラン通りバーディを量産できました」アンセルモキャプテンは、公式会見で笑顔を見せる。「18番ホールでイーグルを獲ってくれたのが、決め手になりましたね。後半チームとしてノーボギーで30ストロークというのも調子がいい証拠です」と、この順位に満足げ。「1組でのスタートは、チームにとって大きなアドバンテージでした。早いスタート、天気…この条件はチャンスでしたし、期待に応えてくれた選手たちを誇りに思います」とメンバーたちを称えた。「このままのリーダーボードの位置を最後まで保ちたいです。それには、毎日1つ、2つ…5つでもアンダーパーで回ることが目標です。早めに勢いをつけたいですね」明日も、この2日間同様、前半から攻めのプレーをチームに求めて会見場をを後にした。

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