2017年度(第50回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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競技報告
「相手は選手たちではなく目標スコア。畑岡奈紗は、我が道をひたすら駆け抜けた」
第4日 競技報告:塩原義雄    写真:Y.Watanabe
誰も追いかけてはこなかった。いや、だれも追いつくことができないほどの畑岡の独走だった。第3ラウンドを終えたところで、最初は最終ラウンドの目標スコアとして「通算15アンダーパーと思っていました」。ところが、チェ ヘジンがそれ以上のスコアを目標にするというのを知って、急きょ「それならば、自分は通算20アンダーパーにする」と設定値を切り替え、自らにとてつもなく高いハードルのクリアを課した。そして、それをやってのけてしまった。8打差をつけての大会連覇達成である。アマチュアで優勝、プロでも優勝。余裕の一人旅だった。

「ゲームの流れということもあったのでしょうが、とにかく周りのことはいっさい気にする
ことなく、ひたすら目標スコアだけを相手にプレーしました。自分のゴルフをやり切りました」。

前半は、スコアを伸ばしても、まだ緊張していたという。優勝できるかな…という気になったのは、11番(パー4)で10メートルのロングパットが決まり、5つ目のバーディを奪ったときだったそうだ。「ずっと、いいストロークができていましたけど、11番も最高のストロークができて、カップにボールが消えたのを見たときには、流れはひたすら自分に向いていると確信しました」。

さらに13番で通算18アンダーパーに。14番で通算19アンダーパーに。そして、17番のラフからの第3打、アプローチショットを40センチに寄せて、通算20アンダーパーとした。

連覇への準備は整っていた。我孫子ゴルフ倶楽部には、ミヤギテレビ杯ダンロップオープンの前週に2ラウンドの練習をこなしていた。一緒にプレーした同倶楽部メンバーに、コースの隅々まで教えてもらった。「フェアウェイは広く、ドライバーショットを思いっきりよく振れる。自分向きのコースだな、というのが、そのときの印象でした」と手応えもつかんでいた。無理は禁物ではあるが、積極的に攻めていくゴルフは展開できるコースとも感じていた。

そして、ミヤギテレビ杯ダンロップオープン優勝でスウィング、ショット、パット全ての面で自信をつけ、再び我孫子ゴルフ倶楽部に乗り込んだ。攻めのゴルフを徹底し、記録づくめの優勝。通算20アンダーパーというスコアに目を丸くしていたのは、同倶楽部所属プロの海老原清治だった。

「本当に女子プロのゴルフは変わった。練習場での調整ぶりものぞかせてもらったけど、飛ぶし、曲がらない。ショットが捻じれないから、難しいはずのホールロケーションでも狙える。安全策ではなく、積極的に攻めるゴルフだから、ビッグスコアに繋がるんだろうね。前後左右にトラブルがあったら、逃げようと思うのが我々のゴルフだったけど、畑岡選手は、逃げるのではなく、避けて攻めてくるゴルフだよね。凄いレベルのゴルフだよね。驚いた」。

この優勝で、日本の女子ツアーでは3年シードが与えられる。今後のことに話が及んだ時、畑岡は「やっぱり、もう一度アメリカで勝負したいという気持ちが強くなりました。QTから挑戦したいです」ときっぱりと口にした。

「必要な準備をしないまま、いきなりアメリカにいって、なかなか自分のゴルフができませんでした。反省することの多い1年目でした。例えば、アメリカでのベースがなくて、ホテル、モーテルを転々とする。スケジュール管理もできていませんでした。今度は(QT突破すれば)、向こうに家を借りるか、買うかわかりませんが、自分の拠点を確保して、出場する試合の選択も考え、疲れを残さずにいい状態で試合に臨めるようにしたい。そうした上で、この2試合のようなゴルフができれば、優勝争いに食い込んでいけるのではないかと思います」。

日本での獲得賞金は、今大会の2800万円を加えて4237万6千円(ランク17位)となった。2度目のUSLPGAツアーへの資金もできた。持ち味である攻めのゴルフを、今度こそ存分に発揮してくれるだろう。

《畑岡奈紗が更新した本大会記録》
・最少スコア優勝
通算20アンダーパー(2002年大会で高又順が記録した通算14アンダーパーを更新)
・最少ストローク優勝
268ストローク(2009年大会で宋ボベが記録した通算277ストロークを更新)
・54ホール(第1ラウンド・第2ラウンド・第3ラウンド)最少スコア記録
通算13アンダーパー(2009年大会で宮里美香が記録した通算11アンダーパーを更新)
・54ホール(第1ラウンド・第2ラウンド・第3ラウンド)最少ストローク記録
203ストローク(2009年大会で宮里美香が記録した205ストローク)

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