2018年度(第28回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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大会のみどころ:熱戦の歴史を刻むニドムクラシックが初の北海道開催の舞台に
  絶対王者プラヤド・マークセンの3連覇なるか
シニアルーキーとして初出場した2016年大会で初優勝。マークセンの強さは際立っていた。ダンロップ・スリクソン福島オープンでレギュラーツアーでの優勝を果たしており、同一年で両ツアーの優勝をさらった。シニアツアーでは、日本シニアオープンの他にも3勝を挙げ、出場9試合で計4勝。獲得賞金6,227万円の史上最高額で賞金王の座も獲得した。2年目の2017年も日本シニアオープンの連覇をはじめ、またもや4勝を挙げて獲得賞金は7,000万円を超え前年に記録した自らの記録を更新した。強さを物語る数字が他にもある。2017年シーズンは、賞金ランキング以外にも平均ストローク(68.12)、平均パット数(1.7185)、パーキープ率(88.89%)、パーオン率(75.71%)、パーブレイク率(28.89%)と実に8部門中6部門で1位になった。
今シーズンも、新規大会として初の台湾での開催となった5月の富邦仰德シニア盃で初代王者になっている。これがマークセンにとってシニアツアーのシーズン初戦だったが、そこからの快進撃を予想されるシニアツアー3年目の始動ではあった。
 


日本シニアオープンでは、3連覇をかけた戦いになる。1991年から開催された同オープンでの最多連覇は、青木功の4大会連続がある。1991年大会から3連覇したのが金井清一で青木は金井の4連覇を阻止した1994年大会から1997年大会まで4連覇を達成して記録を塗り替えた。マークセンは、金井と並ぶ歴代2位の3連覇となるのだろうか。

さらに、日本シニアオープンの最多優勝回数はというと、4連覇を含む5勝の青木がトップで、2番手は金井と中嶋常幸、髙橋勝成の3回。マークセンが勝てば、こちらも歴代2位に並ぶ記録となる。
なぜ、こうしたデータを書き連ねたかというと、それには理由がある。すでに年間獲得賞金の記録は、マークセン自身が2度にわたって塗り替えてきた。連覇を果たした昨年大会では、大会最少ストロークの記録も打ち立てた。この勢いからすると、シニアツアーの様々な記録をマークセンが次々と塗り替えていくのではないかと思われるからだ。そこで、独走した昨年大会を振り返ってみよう。

2017年大会プレイバック マークセンの圧勝劇

マークセンが第1ラウンドから突っ走った。18ホールすべてパーオンで奪ったバーディは9ホール。63の大会最少ストロークをマークして連覇へ絶好のスタートを切った。マークセンは第2ラウンドも、スタートホールからの3連続をはじめ、またもや9バーディの63。2日間で18バーディ・ノーボギーという圧巻のゴルフで、1995年大会の青木功が記録した36ホール最少ストロークを6打も更新する通算18アンダーパーまでスコアを伸ばした。2位の尾崎直道との差は8打。大会連覇へ独走態勢に入った。第3ラウンドは、台風接近の影響で時折雨が降る難しいコンディションとなった。マークセンは、大会47ホール目の11番で初のボギー、14番ではダブルボギーを叩いたが、要所を締めるプレーで2つスコアを伸ばした。通算20アンダーパーは、2008年大会で中嶋常幸が記録した54ホールの大会最少スコアの15アンダーパーを5打更新する大会記録だった。

マークセンを追撃したのは鈴木亨。ラウンド後半の10、12番とバーディ、さらに15番から3連続バーディとし、マークセンに5打差まで詰めた。ところが、最終18番ホールの第2打を大きくグリーンオーバー、斜面からのアプローチもミスして、4オン2パットと、このホール、まさかのダブルボギーとなってしまった。逆にマークセンはバーディで締めて、2位の選手は入れ替わっても、その差8打は変わらなかった。

大量リードに気を緩めたわけでもないだろうが、大会史上初めて予備日に行われた最終ラウンドのマークセンは4バーディ・6ボギー74とスコアを落としたが 、通算18アンダーパーで2位に4打差をつけて大会連覇を達成した。この優勝スコアは、1999年大会でグラハム・マーシュが記録した通算16アンダーパーを2打更新する大会優勝最少ストローク記録だった。第1ラウンドから大会記録を塗り替え続けたマークセンは、まさに記録破りの男だった。4打差の2位は井戸木鴻樹と鈴木亨。通算13アンダーパーの4位は金鍾徳が入った。
 
 
ニドムクラシックは飛距離と方向性が求められる難しい舞台

今大会の舞台となるニドムクラシック・ニスパコースの18ホールズは、ニドムの森と称される深い緑と清らかな水の流れが織りなす美しい景観の中に展開されている。「ビューティフル&タフ」のコースコンセプトそのままに美しさと難しさが同居する全長7,000ヤード超えのチャンピオンコースである。これまで宮里藍が優勝した日本女子プロゴルフ選手権をはじめ日本プロマッチプレー選手権など数多くのトーナメントが行われてきた。そこでは、飛距離と方向性が求められる。距離のあるパー4が多く、しかもグリーンは複雑で微妙なアンジュレーションによってライン設定と距離合わせに神経をすり減らされることになる。ホールロケーションによって、どのエリアからが最もカップインを狙いやすいのか、そして、そのエリアをとらえるには、どこからどんなショットで打っていけばいいのか。しっかり“ グリーンから逆算のゴルフ”で組み立てていかなければならない。選手たちには、コースの美しさを堪能するだけの余裕は与えられないかもしれない。ラフは洋芝で重い。当然のようにまずフェアウェイに打つことがホール攻略の基本になる。フェアウェイはランが少なく、キャリーで飛ばさなければならない。
ここでもまたマークセン有利の声が上がる。ホールによってランの出るショットとキャリーが出てランの少ないショットを打ち分ける技術がある。狭いホールでフェアウェイに着弾させても、ランが出てラフに転がり込む危険があるホールでは、スピンの多いショットを駆使して落下してから転がらないように点で攻めていく。マークセンは、キャリーだけでも十分な飛距離をたたき出すことができる。昨年のデータではあるが、平均パット数1位には、パッティングしやすいエリアに乗せるショット力(パーオン率も1位)も含まれている。

 

3連覇阻止に燃える選手たち

打倒マークセンを胸に秘めて戦いの舞台に登場してくる選手たち。シニア入り同期でルーキーイヤーだった2016年大会で終盤まで大熱戦を繰り広げた鈴木亨は、昨年大会でも第3ラウンドに独走するマークセンを追い詰めた。しかし、18番のダブルボギーで自滅の格好で再び大きく水をあけられてしまった。同期対決は3度目。二度あることは三度ある…で苦杯をなめるのか、三度目の正直…でマークセンに歯止めをかけるのか。
尾崎直道は、昨年大会で悔しい思いをした。2位でスタートした第3ラウンド、治療中だった腰痛が悪化して途中で棄権しなければならなかった。「どこまでやれたかは、わからないけど、やりきった感のないまま終わらなければならなかったからね。それが本当に悔しかったし、残念だった。やり残した感が強いから、今年は、やり切って結果を残したいね」3度目の優勝を狙うPGA会長の倉本昌弘、同じく3度目の優勝を目指す室田淳、シニア4年目を迎えた米山剛らも、覇権に並々ならぬ意欲をのぞかせる。さらに新たな“刺客”が登場する。5月の日本プロゴルフ選手権でレギュラーツアー20勝目を飾り、メジャー最年長優勝記録も更新した谷口徹、同ツアー16勝で2度の賞金王に輝いている伊澤利光、同ツアー3勝の西川哲の3人だ。北の大地を熱くする戦いを期待したい。

谷口徹、伊澤利光


室田淳、加瀬秀樹、川岸良兼
 
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