Championship Reports競技報告

近賀博子が「耐えたゴルフ」で3年連続となる2位入賞

2度目の優勝には届かなかったが、3年連続となる2位という成績を残し、ラウンド後は「耐えたゴルフの2日間」と振り返ったのが近賀博子だ。

大会前の2日間は、強風の中で練習ラウンドを重ねた。その疲れもあってか、第1ラウンドは思うように飛距離が出ず、パッティングもグリーンスピードが自身のタッチとかみ合わなかった。「ここでバーディを獲らないと」という場面でボギーを叩くなど、上手くいかないもどかしさを感じながらのプレーだった。
ただ、最終ラウンドは、朝の練習で「ああ、これだ」とショットの感覚をつかんだ。前日よりも飛距離が戻り、奥に切られたホールロケーションにも対応。パーオン率も上がった。一方、パッティングは、長い距離からラインを読んでパーを拾う場面がありながら、前日同様決めたいところでカップに蹴られるなど、最後まで我慢が続いた。

それでも、調子に合わせてプレーする考え方を変えることはない。「自分の調子がこうだから、こうしようっていうのを決めてやっている」。最終18番ホールでも、池越え、バンカー越えの残り145ヤードの距離をいつもより大きな番手を変えて臨むも、右のバンカーへ。「池じゃなかった」と前向きに受け止め、次の一打へ気持ちを切り替えた。
支えになったのは、同伴選手のプレーだった。小技やパッティングでスコアを作るのを見ては「うまいなぁ」と感じ、良いところを取り入れた。「良いとこ取りしちゃったかな」競い合いながらも、シニアの巧みな技を学べる時間を楽しんだ。

3年連続の2位という結果に話を向けられると、「それ言わないで」と苦笑い。
毎年、優勝候補の筆頭として周りから注目を浴びるが、あくまで本人は「毎回楽しむこと」を大事にしている。順位だけを追うのではなく、どこで耐え、ミスをどう補うか。その積み重ねの先に、結果があるのだという。
ミッドアマチュアで数々の実績を刻んできた近賀。ゴルフを楽しむその姿勢の先に、シニアでの新たな栄冠も待っている。

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