Championship Reports競技報告
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2024年度(第77回)日本学生ゴルフ選手権は23日、兵庫県加古川市の加古川ゴルフ倶楽部(6,957ヤード・パー72)で最終ラウンドを行い、単独首位でスタートした田村軍馬(東北福祉大学2年)が6バーディ・3ボギーの69でホールアウト。通算19アンダーパーで2位の志村由羅(東北福祉大学1年)を1打差で振り切り、初優勝を果たした。
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本日も酷暑の中で行われた最終ラウンド。優勝争いは、気温にも負けない熱い展開となった。通算16アンダーパーで2位グループに3打差をつけて首位スタートの田村は、5番から3連続バーディを決めて前半で3つスコアを伸ばし後続を突き放しにかかる。最終組で首位を追う2位タイスタートの三宅琉心(大阪学院大学2年)も食い下がる中、4打差4位タイで最終組の1つまでプレーする志村が前半で4バーディを奪取して、田村を猛追。中盤、田村が後半6ホールで2つスコアを落とし三宅に追いつかれるなど、優勝争いはさらに混迷を極めていく。その中から抜け出たのが志村。16番から3連続バーディでこの日6つスコアを伸ばし、通算18アンダーパーでクラブハウスリーダーとなった。田村は、16番(パー5)のバーディで志村と並んで迎えた最終18番ホールで志村を逆転する値千金のバーディを奪取。田村が通算19アンダーパーで初タイトルを獲得。東北福祉大学勢としては、本大会と同じ加古川ゴルフ倶楽部が舞台となった2013年大会の村山駿以来7人目の日本学生チャンピオンに輝いた。
1打差2位には志村、さらに1打差の通算17アンダーパーで三宅が3位入賞。本選手権初優勝の期待がかかった中野麟太朗(早稲田大学3年)は通算14アンダーパーで6位タイに終わった。
2025年度(第78回)日本学生ゴルフ選手権は2015年8月26日から29日の4日間、長野県安曇野市の穂高カントリークラブでの開催が決定している。
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