Championship Reports競技報告

第109回日本アマチュアゴルフ選手権が横浜カントリークラブ・西コースで明日開幕

2025年度(第109回)日本アマチュアゴルフ選手権が明日7月1日、神奈川県横浜市の横浜カントリークラブ・西コースで開幕する。本大会には、昨年大会上位者や地区アマチュアゴルフ選手権成績上位者、本選手権東西予選会を勝ち抜いた選手ら総勢144名が出場し、4日間72ホール・ストロークプレーで男子アマチュアゴルファー日本一の座を争う。

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注目は、昨年大会で本選手権史上最年少記録を更新して初優勝を果たした松山茉生(グリーンヒル瑞浪GC)。恵まれた体格を存分に活かした豪快なスウィングで放たれるドライバーショットを武器に日本一の座を獲得した松山。2025年は、JGAナショナルチームメンバーにも選考され、日本代表として国際競技にも出場。世界の強豪を相手に刺激を受けて成長を見せている。ここ数年、ジュニア世代の活躍が目覚ましい男子アマチュアゴルフ界の中心選手として同世代を牽引する松山が、2005年、2006年大会を制した金庚泰以来となる14人目の大会連覇を達成できるか注目だ。同世代での注目は、2024年日本ジュニアゴルフ選手権男子12~14歳の部を制し、今年から高校に進学した長﨑大星(勇志学園高校)。松山と同様今年からJGAナショナルチームメンバーとなった長﨑は、先のトヨタジュニアゴルフワールドカップで個人戦1位タイとなり日本チームの2年ぶり6度目のチーム優勝に貢献するなど、好調を維持している。他に、昨年大会1打差3位に終わった外岩戸晟士(大隅)、昨年の日本ジュニアゴルフ選手権男子15~17歳の部優勝の西山陽斗(四国学院大学香川西高校)、日本ジュニアゴルフ選手権男子12~14歳の部連覇の実績を持つ大西晃盟(滝川第二高校)らのプレーに刮目だ。

ジュニア世代の成長が目覚ましいとはいえ、やはり本選手権の中心となるのは大学生となるだろう。本選手権歴代優勝者のひとりでもある中野麟太朗(早稲田大)はもちろんのこと、中野とともにJGAナショナルチームで研鑽を積んでいる竹原佳吾(早稲田大)、強豪東北福祉大学の佐藤快斗(東北福祉大学)、昨年の日本学生ゴルフ選手権優勝の田村軍馬(東北福祉大学)の他、中部アマチュアゴルフ選手権優勝の矢野仁貴(中仙道)、関東アマチュアゴルフ選手権チャンピオンの清水蔵之介(日本大学)、関西アマチュアゴルフ選手権優勝の小林匠(大阪学院大学)ら地区アマチュアゴルフ選手権チャンピオン、そして本年からアリゾナ大学に進学している本大志(アリゾナ大学)も日本一の称号を目指して必死のプレーを見せてくれることを期待したい。

本年の会場は、本選手権初開催となる横浜カントリークラブ・西コース。過去にナショナル選手権が開催された実績を持つ横浜カントリークラブは、2014年から2年をかけてクーア&クレンショーによる改修で近代化を実施。2018年に開催した日本オープンゴルフ選手権でもホールの美しい佇まいと難易度に多くのゴルフファンが魅了された。6,824ヤード・パー70でセッティングされた本大会では、2018年日本オープンゴルフ選手権を制した稲森佑貴のようなショット巧者にも大きなチャンスがありそうだ。その点で言えば、ショートゲームが得意の社会人の活躍にも期待が高まる。

各世代を代表する選手たちがしのぎを削る日本アマチュアゴルフ選手権。72ホール目に笑顔を見せるのは誰になるのか。酷暑の中、明日の第1ラウンドは7時に1番ホールから第1組、7時5分に10番ホールから第13組がティーオフの予定だ。

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