Championship Reports競技報告
Championship Reports競技報告

日本女子シニアゴルフ選手権で5連覇を含む歴代最多の8勝を挙げている三木逸子が、2021年大会以来となる5年ぶり9度目の優勝に向けて、単独首位の好スタートを切った。
前日の練習ラウンドでは調子が上がらず、この日は「ガツガツいかない」安全運転を心掛けた。すると、出だしの1番で約8メートルを決めて幸先よくバーディを奪取。「少し気が楽になった」と振り返る一打をきっかけに、ショットも徐々に良くなり、バーディチャンスにもたくさんつくようになったのだという。
多くの選手が起伏のあるグリーンに苦しみ、スコアを伸ばせない中、三木がボギーを叩いたのは16番だけ。3バーディ・1ボギーの2アンダーパーにまとめ、最多優勝者の実力を示した。
「このコースは50回以上回っているかな。ナショナルチームのコーチ時代に選考会や発足式など年間で6ラウンドほど回っていたので、打ってはいけないところなど隅々まで知っている」と豊富なコース経験で地の利を活かしたプレーが好スコアに繋がった。
さらに、この日、同組についたキャディは、三木のかつての教え子。コースを熟知する頼もしいキャディとの連携も、安定したプレーを後押しした。
「この試合は、同年代の方々と楽しいラウンドができる。気軽というのはおかしいですけど、すごく楽しく回れます。良い大会だから、いつまでも出たいです」
愛着のある大会で再び優勝を狙える位置につけたが、本人が目標に掲げるのは、まず来年の出場権を確保すること。
「四国地区は出場枠が5人と少ないので、私がシードを獲れたら、枠が増えるかなと思って」。自身の出場権だけでなく、所属する四国地区の選手に出場機会を広げたいという思いも、のぞかせる。
その先には、5年ぶり9度目の優勝が待つ。来年70歳を迎える女子シニアのレジェンドが、自然体で最終ラウンドに臨み、自らが持つ最多優勝記録更新に挑む。
競技メニュー