Championship Reports競技報告
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本選手権2回目の出場となる吉本奈緒美が、通算8オーバーパーで並み居る実力者を抑え、2位タイで初入賞。初出場だった昨年の8位から、大きく順位を上げた。
来年の出場権を得られる10位以内を目標に迎えた最終ラウンド。しかし、朝から降り続く雨に苦しめられた。飛距離が伸びない上にショットも安定せず、出だしの1番ホールをボギー。「もう大変でした」と振り返る、厳しいスタートとなった。
そんな一日を支えたのが、練習ラウンドから好調だったパッティング。「パッティングに尽きました」という言葉通り、随所で粘りを見せた。13番ではティーショットがOBとなり、ダブルボギーも覚悟する場面だったが、6メートルのパットを沈めてナイスボギー。
目の前の一打に必死で、自分の順位を気にする余裕もなかったという。優勝を狙える位置にいると知ったのは、雷雲接近による中断中。同じ関西の先輩ゴルファーから「このまま頑張れば、いいところにいけるかもしれないよ」と声をかけられたことがきっかけだった。
「昨日、5位以内に入れば日本女子シニアオープンに出られると知って、そんなのがあるんだと。それでも、まずは10位以内を目指していました」
好位置につけても、目標は変えず。「優勝は何も考えていなかったから、逆に良かったのかな」。気負わず、自分のプレーに徹したことが、2位タイという結果につながった。
昨年の8位に続き、2年連続のトップ10入り。本人も「それは私も驚いているんです」と笑顔を見せる。
来年の目標は、もちろん優勝だろうか。そう問いかけると、答えは変わらなかった。
「いえ、来年も10位以内です」
好成績を収めても、背伸びはしない。自然体で挑む吉本の来年のプレーが早くも楽しみだ。

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