Championship Reports競技報告
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中土靖が最後に意地を見せた。通算3オーバーパーで迎えた最終18番(パー5)だ。いきなり立ち込めてきた霧のため視界が悪かったものの、3番ウッドで放ったティーショットがフェアウェイをとらえる。その後、3番ユーティリティ、アプローチウェッジを使い、第3打を2.5メートルにつけると、スライスラインを沈めてこの日2つ目のバーディを奪った。
このホールをパーで終えていたら通算3オーバーパーで2位タイになるところだったが、通算2オーバーパーで54ホールを終えたため、単独2位で3日間を終えた。「スタートがボギー、ダブルボギーでしたが、その後1オーバーパーだったので自滅まではいっていません。最近のゴルフとしては上等ですし、3日間で2オーバーパーは立派なもんです」と胸を張る。
1番(パー5)で3パットのボギーを叩いた後、2番(パー4)では第2打をグリーン右のがけ下に落としたことでダブルボギーとした。首位タイでスタートした水上晃男が淡々とパーセーブしていただけに、あっという間に3打差がついた。ズルズルといきそうな流れだったが、中土はあきらめなかった。最終的に4打の差がついたものの、最後まで必死に水上に食らいつこうとした気持ちが18番でのバーディにつながった。

「久々に水上選手と同組で回ってスウィングを見させてもらいましたが、本当に軽く振るんですよね。普通、試合ともなれば振るじゃないですか。まるでスローモーションのような感じで振ってましたからね。あれじゃ曲がりませんよ」と舌を巻いた。
それでも、自己最高の2位に入ったことには十分な喜びを感じている。「まさか2位になれるなんて思わずにコース入りしましたからね」。仕事のため、9年間クラブを握らなかったこともあり、その穴を埋めようと無理にラウンド数を増やした結果、右肘を痛めた中土。その影響が少なからず気温が下がったこの日のプレーに出たことは間違いない。
2位とくれば、あとは1位を目指すだけだ。今年は改めてポテンシャルの高さを証明した形となったが、来年はぜひともコンディションを整えて水上という大きな壁を乗り越えたいところだ。

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