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2026年全米オープンゴルフ選手権最終予選が終了。大岩龍一、大西魁斗、佐藤大平の3名が本選出場資格を獲得

2026年度(第126回)全米オープンゴルフ選手権最終予選は5月25日、滋賀県蒲生郡の日野ゴルフ倶楽部・キングコースで35名が出場し第1・第2ラウンドが行われ、大岩龍一、大西魁斗、佐藤大平の3人が6月18日からシネコックヒルズゴルフクラブ(ニューヨーク州)で開催される本選出場資格を獲得した。

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首位通過の大岩龍一

1日36ホール・ストロークプレーで行われた本最終予選。第1ラウンドを終えてGrant Godfrey(アメリカ)が7アンダーパーで首位に立ったが第2ラウンドでスコアが停滞。変わって大きくスコアを伸ばしたのは、首位と4打差の14位タイにつけていた大岩龍一。「第1ラウンドはティーショットのイップスが発動してダブルボギーを叩いてしまって。上位のスコアが伸びていたので、棄権しようかと思いました」と苦笑いを見せる。それでも、第2ラウンドをスタートした大岩は、2番でバーディを奪って波に乗ると、前半の不調が嘘のようにそこからスコアを伸ばす。「第2ラウンドはグリーンに慣れてパッティングが良かったです」という会心のプレーで9アンダーパーをマーク。通算12アンダーパーで首位通過を決めた。初めてメジャー挑戦の切符を掴んだ嬉しさを爆発させるかと思われたが、「全米オープンは難しいし、うまくいかないことはわかっているので、コーチと対策を考えていきたいです。今シーズン開幕前の目標が海外メジャーを経験することと、優勝することだったので、1つクリアできました。今日は、5ホール目のダブルボギーの後、31ホールで10アンダーパーを出せたことが嬉しくて仕方ないです」と落ち着いた笑顔で1日を振り返り、次戦の会場に向かった。

2位通過の大西魁斗

2位通過を決めた大西魁斗は、第1ラウンドで6アンダーパーをマークし首位と1打差の2位タイと通過圏内につけると、第2ラウンドは前半で4バーディを決める。このまま本選出場は安泰かと思われたが、13番でピンチが訪れる。3番ウッドで放ったティーショットをミスしてよもやのダブルボギーを喫した大西は、混戦の渦の中に入っていった。しかし、14番でバーディを決めて落ち着きを取り戻すと、16番からの連続バーディでこのラウンドを5アンダーパーで終え、通算11アンダーパーで本選出場を決めた。通過圏内から混戦模様に陥ったプレーを、「本当にゴルフの調子が良くなくて、去年も結構苦しくて……」と振り返る大西。しかし、「先週、内藤コーチと取り組んで、今日最後に調整したことが活きてよかったです。今日は、感触は良くなかったけれど、結果は良かった」と、胸をなでおろす。今シーズンは苦しいプレーが続いている中での全米オープン出場に「メジャーに出ることはボーナスです」と心の裡を正直に語る。ボーナスと話した全米オープン本選は、「去年のPGAツアーでの経験を活かせれば良いと思います。内藤コーチと取り組んでいることがたくさんあるので、コーチ含めてチームのみんなに助けられていると思います。今はリセットしなければならない状態ですが、この最終予選が良いきっかけになって良い成績が出ればいいですね」と周囲の献身的な支えに感謝の気持ちを持って、世界の舞台に挑む。

最後の一枠を勝ち取った佐藤大平

最後の一枠の行方は、通算10アンダーパーで3位に並んだ佐藤大平と河本力のプレーオフに持ち込まれた。10番、15番の2ホールを使用し、サドンデスで行われたプレーオフ。2024年に続いて最終予選から本選出場を狙う河本が、10番ホールでティーショットを左ラフに打ち込むもパーをセーブすると、フェアウェイからの2打目を放った佐藤も危なげなくパーでプレーオフは2ホール目に。15番、佐藤が残り108ヤードを55度のウェッジで2.5メートルにつけてバーディを決めて河本を振り切り、本選進出最後の枠を勝ち取った。佐藤は開口一番「疲れましたね……」と1日38ホールの長丁場を戦い抜いた披露を隠さずに話す。疲れは体力面だけではない。第1ラウンドは2番から連続ボギースタートと出鼻をくじかれたが、4、5番の連続バーディでスコアを戻すと6番(パー4)では「65から70ヤードぐらい」からショットインイーグルとスコアの乱高下にメンタル面でも疲れたのだろう。佐藤にとって初メジャーとなる全米オープンは「楽しみですけど、自信をなくして帰ってくるんだろうな、と思っています。得るものもたくさんあるだろうけれど、行ってみないとわからない」と想像もつかないという。周囲からは「“コテンパンにされる“、”絶望して帰ってくる“」と、世界屈指の難セッティングが施される舞台について聞かされているが、過度の恐れは抱いていない。「それらは、その場に立てるからこそ言える言葉。実際に立ってみないとわからないですし、そういう意味で楽しみでしかないです。そんなに甘くないとわかっていますけれど、この先のゴルフ人生に活かせれば良いですね」と、力強く語る。今シーズンは「状態はいい」と語る佐藤。自ら開いた世界の扉で躍動することが出来るか。

2026年6月18日からシネコックヒルズゴルフクラブで開催される第126回全米オープンゴルフ選手権には、本最終予選通過者3名の他に、松山英樹と久常涼が出場を予定している。2021年のマスターズ・トーナメントを制した松山以来2人目の日本選手メジャータイトル獲得を目指す選手たちの活躍に期待したい。

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