4月25(月)、千葉県長生郡の房総カントリークラブ房総ゴルフ場で「2022年度(第77回)全米女子オープンゴルフ選手権予選」が開催された。
アマチュア56名・プロ102名の合計158名が出場し、36ホール・ストロークプレーで本戦出場資格6名の枠を争った本予選。
快晴という絶好のコンディションの中、濱田茉優が通算135ストロークの9アンダーパーで首位通過。1打差の通算136ストローク・8アンダーパー2位タイに識西諭里と高木優奈の2名。残りの3枠は、通算139ストローク・5アンダーパーの
早川夏未、アマチュアの伊藤二花、吉田鈴、馬場咲希の4名によるプレーオフに持ち込まれ、1ホール目で吉田がボギーを喫し、残りの3名がパーセーブ。早川、伊藤、馬場の3名に決定した。
なお、2022年度(第77回)全米女子オープンゴルフ選手権本選は、6月2日から5日の4日間、アメリカ・ノースカロライナ州のパインニードルズ・ロッジ&GSで開催される
。
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濱田茉優は「高校生の時の合宿以来」という1日36ホールを通算9アンダーパーで1位通過した。これまで日本でのプレーをメインに考えていたが、コーチと相談した上でアメリカに行ったら「ゴルフ力」があがるんじゃないかと思い、今回の予選会挑戦を思い立った。海外でのプレーは、試合は初めて。「今の自分の実力がどこまで通用するのか」楽しみにしている。
同じように高木優奈もアメリカでのプレーを楽しみにしている。昨年プロテストに失敗、今年は試合出場は限られる。しかし、「毎週毎週試合に出るよりも、逆に試合がないことが私にとっては救いだった」という。ほとんどの選手が連戦の合間に出場しているが、彼女にとっては「ここに照準を合わせる」ことができた。髙木も畑岡奈紗や渋野日向子らと同じ「黄金世代」だ。「今日みたいなゴルフをしても予選通過ギリギリだと思うけど、今日みたいにいいゴルフをして予選通過出来たらすごくうれしい。自分のプレーがどこまで通用するのか、コース、試合自体楽しみたい」という。
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