「2016年Australian Amateur Championship」及び「Australian Women’s Amateur Championship」が、1月12日~1月17日にオーストラリア、メルボルンのMetropolitan GCとKingswood GCで開催された。
本両大会は、オーストラリアのアマチュアのナンバーワンを決める大会であり、海外からは日本に加え、韓国、ニュージランド、イングランドほか16と国と地域から、男子は234人、女子は77人が出場。2日間36ホールのストロークプレーの予選ラウンドをそれぞれ行い、男子は64名、女子は34名が本戦のマッチプレーへ進み優勝を争う。
日本からは、2015年日本アマチュア、日本オープンローアマチュアを獲得した金谷拓実(広島国際学院高校2年)、全米アマベスト4の小西健太(東北福祉大学3年)、片岡尚之(札幌光星高校3年)、岡崎錬(福井工業大学附属福井高校2年)の4名の男子選手と、日本女子アマチュアランキグ1位の勝みなみ(鹿児島高校2年)、新垣比奈(興南高校2年)、畑岡奈紗(翔洋学園高校2年)と松原由美(大阪学院高校2年)の4名の女子選手が出場した。
日中40度を超える暑さと強い風の中で行われた予選ラウンドは、各選手スコアメイクに苦しんだ。
男子は、片岡(+7)、岡崎(+14)、小西(+6)が予選敗退。金谷が1オーバーパーとスコアをまとめ24位タイでマッチへ進出を果たした。女子は、勝が4アンダーパーでメダリストを獲得しマッチへ進出。畑岡(+3)、松原(+4)も共に危なげなく予選を突破。新垣は10オーバーパーでカットラインに1打足りず予選で敗退した。
予選ラウンドとは一転し、曇り空で暑さも和らぎ、好コンディションとなったマッチプレー。金谷は1回戦で16番までオールスクエアーと健闘するも、17番で相手にバーディを奪われ1ダウンで敗退。女子は、勝が2回戦で韓国のナショナルチームメンバーPark, Min-jiに3&2で敗れた。松原、畑岡は順当に勝ち進みベスト8進出。迎えた準々決勝、畑岡は、元韓国ナショナルチームメンバーのCho,Ayeanに4&3で破れ、松原も地元オーストラリアのGreen Hannahに17番まで1アップとリードするも、18番でバーディを奪われ並ばれ、エキストラホール1ホール目でボギーを叩き逆転負けを喫した。
優勝は、男子はスコットランドナショナルチームのSyme, Connor、女子は韓国人同士の対決を制したPark, Min-jiが韓国女子ナショナルチームメンバー初の栄冠を獲得した。
詳細成績は以下ののサイトをご参照ください。
男子予選ラウンド
女子予選ラウンド
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