昨年のJGA主催競技などの成績をポイント換算した上位者による選考会を経て、2007年男女JGAナショナルチームが決定した。
男子は、初選考の4名を含む12名でチームを編成。自身5度目のナショナルチーム入りを果たした池田勇太を中心に大学生5名、社会人2名、高校生5名で平均年齢は22.2歳(昨年:22.0歳)とバランスの取れたメンバー構成となった。
初選考の片岡大育は、2006年四国アマ優勝、日本アマでベスト32入りを果たすと、日本オープンでは見事に第3ラウンドに進出し44位タイの成績を残した。また、柴田健太郎は藤本佳則、宇佐美祐樹とともに2006年世界ジュニアに日本代表として出場。個人14位タイと健闘を見せたほか、日本アマでベスト32の結果を残している。大学生で初選考となった木下裕太は日本アマベスト8、澤田健一は日本アマベスト32、日本学生4位タイの好成績を残し、ナショナルチームメンバー入りとなった。
本年は、8月にネイバーズトロフィーチーム選手権が三好カントリー倶楽部で、ノムラカップアジア太平洋アマチュアゴルフチーム選手権が10月に台湾で開催される。男子チームは、優勝を目標に各国際競技に臨んでいく。
女子は、正規選手13名、育成部員1名の合計14名。正規メンバーの平均年齢は17.0歳(昨年:17.0歳)。本年はナショナルチームの中心選手として活躍してきた原江里菜や有村智恵らに変わり、初選考が8名と新たな一歩を踏み出す年となる。
初選考の高校生6名は、森桜子が2006年日本女子アマで初優勝を遂げ、ナショナルチームメンバー入りを果たした。新井麻衣と小橋絵利子は日本女子アマベスト16、大城さつきと斉藤愛璃は同ベスト32、中山三奈は関西女子アマ優勝と全国大会や各地区連盟主催競技で優秀な成績を収めている。大学生で初選考となった服部真夕は、日本女子アマベスト4、日本女子学生3位タイ、中学生の小楠梨紗は関東ジュニア優勝の成績と昨年末に開催した女子ナショナルチーム選考合宿で安定したゴルフを見せ、ナショナルチームに選考された。
昨年の女子チームは、エスピリトサントトロフィー世界女子アマチュアゴルフチーム選手権で森田理香子が個人戦2位、アジア競技大会で宮里美香が個人銀メダル、団体戦銀メダルと世界の強豪と肩を並べることが実感できる1年となった。本年は、3月のクィーンシリキットカップアジア太平洋女子アマチュア招待ゴルフチーム選手権で7回目の優勝、ネイバーズでホスト国優勝を目指して活動を続けていく。
詳細については当協会、ナショナルチームページをご覧ください
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