10月5日付で更新された「世界アマチュアゴルフランキング(WAGR)」でJGAナショナルチームメンバーの蝉川泰果選手(東北福祉大学4年)が1280.4893ポイントとなり、2位のLudvig Aberg(スウェーデン)に6.138ポイント差で2012年の松山英樹選手、2019年の金谷拓実選手、2020年の中島啓太選手に続く日本男子選手4人目の同ランキング1位となりました。
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蝉川選手は、本年の日本アマチュアゴルフ選手権で3位、関西オープンゴルフ選手権で優勝争いを演じたほか、男子下部ツアーで史上5人目のアマチュア優勝を果たすなどの活躍で悲願のJGAナショナルチームメンバー入りを果たすと、9月にフランスで開催されたアイゼンハワートロフィー世界アマチュアゴルフチーム選手権に日本代表として出場。蝉川は初出場ながら第1ラウンドからその実力を発揮し個人戦首位に立つなど日本チームの優勝争いに大きく貢献。チーム戦は7位タイに終わったものの、持ち前の飛距離を活かすコースマネジメントで同選手権では個人戦2位の活躍を見せました。その後に出場した日本男子ツアー「パナソニックオープン」で、スコアの伸ばしあいとなった展開を終盤の5連続バーディで抜け出し、日本男子ツアー史上6人目のアマチュア優勝を果たしました。
10月20日から兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで開催される「2022年度(第87回)日本オープンゴルフ選手権」に出場を予定している蝉川選手。ナショナルオープンの舞台での活躍も期待されます。
《世界アマチュアゴルフランキング(WAGR)について》
世界アマチュアゴルフランキングは、R&AとUSGAが世界のゴルフ振興のために共同で開発したもので、男子は2007年、女子は2011年から稼働しているものです。現在では、世界各国の2,800大会がランキング対象となり、106の国と地域の6,777名の選手が登録されています。2020年1月から従来のラウンド毎の算出方法から、1大会毎の算出方法(出場選手のWAGR順位によって大会のポイントが決定され、順位によって獲得するポイントが決定する、プロの世界ランキングと同じシステム)に変更され、ランキング対象試合の期間は104週間、直近52週間の試合で獲得したポイントはそのまま反映され、それ以前の獲得ポイントは除数・試合数によって均等に2%ずつ減少されます。
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