Japan Senior Open Golf Championship 2026日本シニアオープンゴルフ選手権
9月17日(木) 〜 9月20日(日)
玄海ゴルフクラブ
競技メニュー
競技報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe / K.Aida

6アンダーパーの首位タイからスタートした宮本勝昌が4アンダーパーの67でラウンド。スコアをきっちり4つ伸ばして、唯一の2桁となる通算10アンダーパーで単独首位に立った。
それでも宮本はこの日のラウンドを「苦しい時間が長かった」と振り返る。
5番ホールでこの日初めてのバーディを奪うものの、その後の6番ホールからの約2時間半は苦しい時間帯が続いた。
「今日はうまくいかない時間帯が長かったですね。練習場での雰囲気はすごく良かったんですけど、なんでこうなっちゃうんだろうと思いながら過ごしていました。それでもその苦しい2時間30分の中でボギーを1つに抑えられたのは非常に良かったと思います」
試合中に暗中模索することは1週間に1回は起きる日常的なことだと宮本。それでも2時間30分は流石に長すぎたと疲労感を漂わせた。「想定内ではありますけど、大体いつもは1時間くらいで帰ってこられるんですけど、今日はなかなか長かったですね」。そんな苦しい時間を経て奪った14番ホールからは4連続バーディは残り2日につながる大きな収穫と言っていい。

最終ホールでは勿体無いボギーを叩いてしまったが、それでも2日間を終えて通算10アンダーパーまで伸ばせたことに関してはある程度の満足感はある。
悲願のタイトルは着実に近づいている。ただ、簡単にいかないことは宮本自身がわかっている。だからこそ今日の苦しい時間も受け入れることができたのだろう。
「実はめちゃくちゃ慌てているんですよ。それでも慌てていないように見せるのがシニアの技なんです」と冗談を混じえる表現も宮本らしさ。本当のところは慌てているのかもしれないが、そんな心中穏やかではない状況になることも宮本にとっては想定内なのだろう。
数字とゴルフの満足度は比例するわけではないところがゴルフの面白さであり難しさでもある。入り混じる感情を乗り越えてこそ日本一のタイトルが手に入ることを宮本は理解しているように見える。