Championship Highlight2024年大会ハイライト
Japan Senior Open Golf Championship 2025日本シニアオープンゴルフ選手権
9月18日(木) 〜 9月21日(日)
相模原ゴルフクラブ 東コース
競技メニュー
Championship Highlight2024年大会ハイライト
2023年9月12日~15日
千葉カントリークラブ
川間コース
参加者数:126名(アマチュア:10名・プロ:116名)
本大会までシニアツアー6戦に出場し全てでトップ10入りと好調なプレーを続けてきた崔。川間コース攻略の鍵となるティーショットも安定感抜群でこの日8バーディ・1ボギーの64をマーク。8アンダーパーで単独首位にたった。1打差2位には日本タイトル3勝目を狙う久保谷健一、3アンダーパーの3位タイに兼本貴司とJ・M・シンが続いた。片山晋呉は2アンダーパーで5打差の5位タイ、藤田はパープレーで宮本勝昌、谷口徹、手嶋多一らとともに25位タイから上位をうかがう。
単独首位スタートの崔はティーショットが乱れてラフからのショットをしいられる苦しい展開も3バーディ・1ボギーの69でホールアウト。2つスコアを伸ばし通算9アンダーパーで首位を堅守した。3打差の2位にはシン、この日ベストスコアタイの66をマークしたT・スリロットが25位タイから浮上。日本選手は通算5アンダーパーで横尾要が4位、さらに1打差の5位タイに久保谷、片山、千葉カントリークラブで研鑽を積んできた増田伸洋がつけた。藤田は通算1オーバーパーの32位タイと苦しいラウンドが続いた。なお、この日カットが行われ、通算4オーバーパー、59位タイまでの73名が後半のラウンド進出を決めた。
この日スコアを伸ばしたのは7打差11位タイスタートのI・J・ジャン。ベストスコアタイの66をマークしてリーダーズボードを駆け上がった。さらに横尾も3バーディ・1ボギーと2つスコアを伸ばしてジャンとともに通算7アンダーパーでプレーを終える。首位の崔はこの日もバーディ発進を決めるなど前半で1つスコアを伸ばすと17番を終えて通算9アンダーパーと盤石のプレーを続けた。しかし、後続に2打リードのままプレーを終えるかと思われた最終ホールでダブルボギーを喫し、3人が首位を並走。さらに1打差で片山、増田、スリロットがつけ優勝争いは混戦模様となった。
最終ラウンドは目まぐるしく首位が入れ替わる大混戦となった。首位タイスタートの崔はボギー発進と不穏な立ち上がりとなったが4番でバーディを奪取。途中で横尾、スリロットのその座を譲るホールがあったものの、崔はパーを積み重ねる我慢のゴルフを続ける。途中、5選手が通算7アンダーパーで首位グループを形成する大混戦となったが、崔は9番でバーディ。片山が日本オープンとのダブルタイトル獲得にスコアを伸ばしてきたが15番で痛恨のダブルボギーを喫して優勝争いから脱落。それに対して崔は16番でバーディを奪取し通算9アンダーパーでホールアウト。最終組でプレーしていた横尾、ジャンが17番でボギーを叩き、一歩後退。最終ホールでジャンがバーディを奪ったものの崔には1打及ばず2位、横尾もパーで2打差の3位に終わり、崔の初出場初優勝が決まった。連覇を狙った藤田は通算3アンダーパーの7位に終わった。