Japan Senior Open Golf Championship 2025日本シニアオープンゴルフ選手権
9月18日(木) 〜 9月21日(日)
相模原ゴルフクラブ 東コース
競技メニュー
競技報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe
今週が腰痛からの復帰戦となる増田伸洋が1イーグル・3バーディ・1ボギーの4アンダーパー68でラウンド。首位とは3打差の5位タイで第1ラウンドのプレーを終えた。
7月に全英シニアオープンで3ホール終了後に棄権した増田。腰痛が原因だった。
それから治療に専念して2ヶ月ほどはクラブを握ることすらできない日々が続いた。ゴルフができるようになったのは最近のことだが、月曜、火曜と練習ラウンドをした感触は悪くなかった。
「スタートホールはボールが真っ直ぐ飛ぶかと心配だったけれど、とりあえずバーディパットを打って、パーを獲れたのでホッとしました。でも、やっぱり試合になると余計な力が入りますよね。月曜、火曜の練習ラウンドのときよりも疲れるというか、体に気を使いながらやっちゃう感じがありましたね」。
怪我からの復帰戦ということで、体に不安要素があるのはもちろんのことだが、増田にとっては来週の日本プロゴルフシニア選手権大会を万全の状態で迎えたい気持ちがある。「やっぱり来週の試合はディフェンディングで迎えるわけで、連覇を狙えるのも自分だけだからね。だから探り探りのゴルフだったとは思うけれど、それでもアンダーパーで終われたのはよかったと思います」。
昨年大会は増田自身が研修生をしていた千葉カントリークラブ・川間コースでの開催ということもあり勝ちたい気持ちは誰よりも強かったが、最終的には8位に終わった。その悔しさを晴らしたい気持ちはもちろんあるだろうが、増田の照準はあくまでも来週。ただ、それくらい気持ちに余裕があるほうが、意外といい結果を呼び込むかもしれない。