918日(木) 〜 921日(日)

相模原ゴルフクラブ 東コース

競技メニュー

Championship Reports競技報告

競技報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe / K.Aida

ショットの調子は正直良いとは言えない。

そんな状態でしっかりスコアを伸ばしてきたのが太田祐一だ。前半の9ホールは1バーディ・1ボギーのイーブンパーで折り返すと、後半は5バーディ・1ボギーの4アンダーパーと怒涛の追い上げを見せる。

「ショットが良くない中で、セカンド地点のライが順目だったり、グリーンを狙うアングルが良かったり、そういうラッキーはありました。あと外したときでも寄せやすい場所を狙っていたので、ボギーをそんな打たないゴルフができたのかなと思います」。

フェアウェイキープ率は良くないものの、パーオン率はそこまで悪くはない。その要因は自分のショットの状態を踏まえて、外し場所を含めたマネジメントをしっかりと練れているからだ。

「今日はピンが奥に切られていて厳しいホールロケーションでしたが、グリーンの縦距離を長く使えるので、ラフに入ったとしてもその方向から打てるような攻め方をしていました」。今回が初めての日本シニアオープンゴルフ選手権だが、そう感じさせないほど冷静にゲームを組み立てることができている。太田は本選手権を「シニアツアーの中で一番大きく重い大会」と位置付けながらも、緊張感はそれほどなく、いつもの試合のようにのぞめているとのこと。その精神状態が調子の悪い中でも、冷静なマネジメントができている要因だろう。

太田にはちょっとした異名がある。「ミニツアーの鬼」だ。今年だけで4勝を挙げており、通算では132勝を挙げている。1日競技や2日競技のミニツアーとはいえ驚愕の数字だ。太田は歴が長く出場数が多いだけで勝率のパーセンテージ的には大したことはないと謙虚に話すが、ミニツアーでも勝てない選手は多くいる。もちろん短期決戦なだけに調子の良さや勢いで勝てることはあるかもしれないが、短期決戦だからこそ勝負の流れを掴む必要もある。

勝負の流れを冷静に読む力に長けた太田が、初のビッグタイトル奪取に向けてどのようなムービングデーにするのか注目したい。

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