918日(木) 〜 921日(日)

相模原ゴルフクラブ 東コース

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Championship Reports競技報告

競技報告:Y.Koseki 写真:Y.Watanabe

第1ラウンドを7アンダーパー、単独トップで飛び出した古庄紀彦(50歳)。第2ラウンドは1オーバーパーと失速し、順位を5位タイまで下げたが、今日の第3ラウンドは5バーディ・ノーボギー67ストロークのプレー内容で再浮上。最終ラウンドは首位のタマヌーン・スリロット(タイ)と3打差の単独3位で迎えることになった。

「今日はピンチが何度かあったんですけど、パットが上手く沈んでくれて。パターのお陰です、今日は」と胸の内を語る。

日本シニアオープンは今回が初出場とあってか、「緊張感は毎日なんですけど、やっぱり今日は決勝ラウンドということもあって、(余計に)力が入っちゃいましたね」と振り返ったのはスタートのティーショットだ。左に大きく引っ掛け、じっと見つめていた大勢のギャラリーの間からは「ああーっ」と大きなため息が挙がった。

続く第2打はラフからフェアウェイに出すだけ。運が悪いことに、出した先に行ってみるとボールはディボットの中。古庄は「ダブルボギーもあるかな」と覚悟したというが、そこから放った残り70ヤードほどの第3打となるアプローチがペタピンに着いた。この奇跡的なパーセーブのお陰で、「良い流れができ、(最後まで)集中力を切らさずに行けたと思います」という。

今日の結果、メジャータイトルを狙える位置にいることについては、「全然意識していません」と即答。しかし、その頬は確実に緩んでいた。「明日も、1打1打集中するだけです」というが、プレー中の古庄のもとにはライブ中継のNHK-BSのテレビカメラが寄っては、その表情を捉えようとする。「極力カメラを見ないように心がけて自然に振舞ったつもりなんですけど……。やっぱり目に入ると、その瞬間は自分の時間が止まってしまいますね」と苦笑する。「でも、それは慣れだと思うので」(古庄)、今日はそのいい練習になった。明日は大丈夫だろうという。

古庄にはもう一つ大きなアドバンテージがあった。彼は所属する筑波カントリークラブ(茨城県)で、ラウンドレッスンで年間300ラウンドほどプレーしている。同コースも今回の舞台である相模原ゴルフクラブと同様のフラットな林間コースで、距離感に迷いがないというのだ。そして、今年から取り組んでいる下半身に重点を置いたフィジカル・トレーニングの成果で飛距離が伸び、スウィングのバランスが良くなったことでも自信を得ていると語る。シニアツアーの初タイトルが、この日本シニアオープンになる可能性は小さくない。

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