918日(木) 〜 921日(日)

相模原ゴルフクラブ 東コース

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Championship Reports競技報告

競技報告:M.Ideshima 写真:Y.Watanabe

第3ラウンドの最終組はタイのタマヌーン・スリロットとプラヤド・マークセンの2人。普段から練習でも試合でも一緒にプレーすることが多い2人なだけに、リラックスしたムードがスタートから漂っていた。

そのような中、先行したのはスリロットだ。2番ホールでバーディを奪うと前半を3バーディ・ノーボギーで折り返す。昨日に続き、この日もティーショットでドライバーを持ったのは数回のみ。徹底したフェアウェイキープ重視の戦術で単独首位を守った。「今日は雨も降っていたのでラフに入れるとさらに難しくなる。だから昨日と同じくレスキューを多用しました」。

冷静に緻密にゲームを組み立てた。昨日の成功体験も躊躇なくティーショットからレスキューを握る要因になった。ただ、雨には最大級の警戒をしていたはずのスリロットだが、雨足が強まった終盤に判断を誤る。この日唯一のボギーは16番ホールでの3パットだった。

「雨が結構強かったので、グリーンも重くなっているかと思いました。そうしたらパットを強く打ち過ぎて3パットをしてしまいました」。ただ、それでも最後はバーディ締めくくり単独首位をしっかり守った。

一方のマークセンも前半を3バーディ・ノーボギーで折り返しスリロットを追尾した。15番ホールのボギーで一時は3打差に広がる場面があったものの、17番ホール、18番ホールを連続バーディで締めるあたりは流石。首位のスリロットとは1打差で最終ラウンドを迎える。

「今日は天気が悪く薄暗い感じだったので、コースがあまりよく見えなくてティーショットが安定しませんでした。そんな中でもアプローチとパッティングが良かったので、今日は助けられました」。最終18番ホールは6メートルほどのこの日最も長いバーディパット。上りのフックラインをしっかりと読み切り会心のハイタッチ。

全体的には本人は納得していない様子だったが、5度目の戴冠に向けて盤石の内容のゴルフだったと言える。ナショナルオープンのような厳しいセッティングはやる気が出るとマークセンは言う。余裕さえ感じるそのプレーぶりは他の選手にとっては脅威でしかない。

ただ、今年はスリロットとマークセンはタイでも何度も最終組でプレーしているようで、勝率はスリロットが大幅に上回っているとのこと。今年好調の勢いを活かして日本の頂点を目指すスリロットと、5度目の戴冠を虎視眈々と狙うマークセン。明日もこの2人の最終組から目が離せなくなりそうだ。

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