Japan Senior Open Golf Championship 2026日本シニアオープンゴルフ選手権
9月17日(木) 〜 9月20日(日)
玄海ゴルフクラブ
競技メニュー
競技報告:Y.Koseki 写真:Y.Watanabe / K.Aida

第2ラウンドは心配されたほどの降雨はなく、風も15時を過ぎた頃からはやや強く重い風になったが、ほとんどの時間は昨日と同程度で、プレーに大きく影響するほどの強さではなかった。
それにもかかわらず、第2ラウンドは予想外にスコアが伸びなかった。何人かの選手・競技関係者に話を聞くと、上空を吹き抜ける風が昨日とは異なる向きだったこと、雨予報のためカップ(ホールロケーション)が大きなアンジュレーションの上の段に切られるホールが多く、タフなアプローチを求められたことなどが作用したようだ。
そうした難しいコンディションのなか、ディフェンディングチャンピオンのタマヌーン・スリロット(タイ)がノーボギーの1イーグル・2バーディ。4アンダーパー67のスコアでリーダーボードをするすると駆け上がった。
「今日も風があったので、5ホールぐらいは(ドライバーを使わず)2番アイアンでフェアウェイをキープして、そこからセカンドで(ピンを)ねらうというゴルフで、スコアを崩さず、今日はボギーフリーでしたから、良いプレーだったと思います」と、まずは笑顔で今日のゴルフを振り返る。

実は、昨日の第1ラウンドで、スコアを崩したのはダブルボギーを喫した9番の1ホールだけだったが、「ドライバーショットを曲げてしまうホールが多かったので、反省して、今日はフェアウェイキープを目指し、2番アイアンを多めに使うことにしました」。3番ウッドではなく、より飛距離のでない2番アイアン(平均240~250ヤード)を選んだのは、3番ウッドでもフェアウェイバンカーまで届いてしまうホールがあったからと話す。
「今日は、(ドライバーも含め)ティーショットは思うようにコントロールできたかなと思います」と明かす今日のハイライトは、5番(523ヤード・パー5)でマークしたイーグルだろう。
残り154ヤードの第2打、9番アイアンのショットをピンそば3~4メートルに寄せると、続くイーグルパットはジャストタッチでカップに沈んだとほほ笑む。
明日は最終組で、首位を走る宮本勝昌、2位のすし石垣とのラウンドになる。
「明日も、今日と同じようなイメージでプレーしたいと思います。ピンチが来ても我慢して、今日と同じようなプレーができれば、また(アンダーパーの)スコアを積み重ねられると思います」
だが、心配事がひとつある。高い確率で予報されている雨だ。
「(雨)大嫌いです。ドライバー(の飛距離)は普段なら270~280ヤードぐらいの計算が、250~260ヤードぐらいになっちゃうし、シンキング・トゥー・マッチ、考えなければならないことがいっぱいできるので(大嫌い)。できれば少し晴れてほしいな」と、うつむき加減に首を左右に振るスリロット。でも、その顔にはやっぱりほほ笑みが広がっていた。