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ボナラックトロフィー(男子)はアジア太平洋選抜が3大会連続5度目の優勝。ハンキンストロフィー(女子)はアジア太平洋選抜が2018年大会ぶりの3度目の優勝で閉幕

    ゴルフを通じてアジア太平洋地区とヨーロッパ地区の友好を深めることを目的に隔年で開催されるアジア太平洋選抜とヨーロッパ選抜の対抗戦「ボナラックトロフィー」(男子)、「ハンキンストロフィー」(女子)。今年は1月8日~10日の3日間にわたって、アラブ首長国連邦のAl Hamra Golf Clubで開催され、男女ともアジア太平洋選抜が勝利を収めました。

    本大会は、アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)とヨーロッパゴルフ協会(EGA)で選抜された男女各12名でチームを編成。1日目と2日目は午前に18ホール・フォアサムマッチプレー(男女各5組)、午後に18ホール・フォアボールマッチプレー(男女各5組)、3日目には全選手による18ホール・シングルスマッチプレー(男女各12組)で行われ、各マッチの勝者に1ポイント、引き分けに0.5ポイントが与えられ、3日間の合計ポイントを競うもので、日本から男子は中野麟太朗(早稲田大学3年) と本大志(アリゾナ大学1年)、女子は新地真美夏(共立女子第二高校2年)と長澤愛羅(ルネサンス高校2年)がアジア太平洋選抜チームの一員として出場しました。

    「ボナラックトロフィー」は、1日目を終えた時点で両チームが5ポイントで並び、2日目も共に10ポイントと譲らず、勝負は最終日のシングルスのマッチプレー結果に持ち込まれました。第2試合に出場した本はPablo Ereno Perez(スペイン)に引き分けるなど最終日も混戦になりましたが、最終の第12試合に登場した中野がTim Wiedemeyer(ドイツ)に5and4で勝利し、アジア太平洋選抜が16.5ポイントを獲得してヨーロッパ選抜に1.5ポイント差をつけて、本大会5勝目を3大会連続優勝を達成しました。

    ボナラックトロフィー(男子)で3大会連続5度目の優勝を飾ったアジア太平洋選抜
    中野麟太郎
    本大志(写真左)

    一方、「ハンキンストロフィー」は、1日目を終えた時点で前回(2023年大会)の雪辱に燃えるアジア太平洋選抜がヨーロッパ選抜に4ポイント差をつける好スタートを切りました。2日目はヨーロッパ選抜が差を3ポイントに縮めました。最終日は第1試合から第7試合までアジア太平洋選抜が圧勝し、さらにリードを広げると、第8試合のMarie Madsen (デンマーク)が長澤に1upで勝利したものの、続く第9試合に登場した新地がFrancesca Fiorellini(イタリア)を2and1で下してチームに貢献。結局、アジア太平洋選抜がリードを守り切り、ヨーロッパ選抜に8ポイントの差をつけて、2018年大会ぶりの3勝目を飾りました。

    ハンキンストロフィー(女子)で2018年大会ぶり3度目の優勝を果たしたアジア太平洋選抜
    新地真美夏
    長澤愛羅

    ●アジア太平洋ゴルフ連盟のホームページはこちら

    ●ヨーロッパゴルフ協会のホームページはこちら

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