2017年度(第27回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
Championship Reports
競技報告
【崎山が腰痛を抱えながらも4位タイと好位置につける】
第1日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Yoshitaka Watanabe
一時は、カップに入ったボールを拾う動作すらできなくなるほど腰痛が酷かった。腰椎分離症のほかに腰椎骨化症が重なっていたのだ。今年7月はじめのKYORAKU MORE SURPRISE CUP 2017から棄権し、ついこの間までの3ヶ月間の苦しみだった。
「ほかの選手にも迷惑がかかりますし、それ以上に痛くて痛くて……。先週のJAL選手権(米シニアツアー)のときに、ある人から病院の先生を紹介していただいて、そこで治療してあるていど軽減でき鈍痛はなくなりました。それでも完治ではないのでだましだましプレーしています」と、その苦しさを語ってくれた。今シーズンは断念しようかとまで追い詰められた。
10番
からスタートして、いきなりバーディ。14番でボギーの36で折り返し、続く1番で48ヤードのアプローチが入ってのイーグル。3,4、6番とバーディを奪って31をマークして5アンダーパーで4位タイにつけた。

崎山は、普段の距離で使っている番手を、1〜2番手大きなクラブにしないと同じ飛距離がでないほどだった。「だって150ヤード、5番アイアンという時期もあったんですよ。いまでも6から7割ぐらいしか振れませんけど、ようやくそのスウィングで縦距離を(試合で)合わせられるようになりました」と言う。崎山は、スウィング幅を変えずにスウィングスピードを変えることによって、距離感を合わせている。半クラブの距離を調整するのだ。
「例えば、今日のプレーでいえば、4番(パー3・154ヤード)で、他の選手が7番アイアンを使って打っているんですけど、僕は8番アイアン。ひとつ大きなクラブで、半クラブ分の距離調整をスウィングスピードでコントロールしています」と話すが、口でいうほど簡単なことではない。実践で、プレッシャーがかかっても、そのスウィングスピードが保てる努力が必要になる。崎山の隠れた努力だった。

崎山にとっても、このタイトルは、欲しいに決まっている。でも、それ以上に、1年を捨てる覚悟でいた今シーズン。それがプレーでき、競り合って上位で第1ラウンドを終えたことも、さらに嬉しい。その気持の高揚が、きっと明日からもいいゲームを見せてくれるに違いない。

その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査