写真：Y.Watanabe / S.Osawa

2025年度（第90回）日本オープンゴルフ選手権は17日、栃木県日光市の日光カンツリー倶楽部でアマチュア11名・プロ108名の119名の選手が出場し、第2ラウンドを行った。秋晴れの中で行われた第2ラウンドでスコアを伸ばしたのは、ともに首位と4打差の11位タイからティーオフしたベテランの原敏之と若手の金子駆大。原は好調なパッティングを武器に5バーディ・1ボギー。金子も果敢なプレーを見せて6バーディ・2ボギー。両者はこの日のベストスコアタイとなる66をマークして通算3アンダーパーで首位を分け合った。1打差の3位タイグループには、2021年に日光カンツリー倶楽部で開催された日本プロゴルフ選手権を制した金成玹、飛距離が魅力の河本力、さらに1打差の5位タイに今年の日本プロゴルフ選手権チャンピオンの清水大成、今シーズンツアー初優勝を飾った勝俣陵、S・ケーオカンジャナがつけた。首位と4打差の通算イーブンパー8位タイには本選手権初優勝を狙う石川遼、2015年大会優勝の小平智、14番（パー4）でセカンドショットを直接決めてイーグルを奪ったA・スコットら7名がひしめいており、混戦が続いている。大会連覇の期待がかかる今平周吾はこの日パープレーで通算1オーバーパーの15位タイからムービングデーでの上位浮上を狙う。

●日本オープンゴルフ選手権の成績はこちら

なお、この日カットが行われ、通算6オーバーパーの52位タイ、長﨑大星、古瀬幸一朗、長﨑煌心、H・タキスのアマチュア4名を含む67名が後半のラウンド進出を決めた。

明日18日に行われる第3ラウンドは第1組が7時18分にティーオフ。今平周吾と桂川有人の組み合わせとなった第27組が11時1分、続く第28組ではA・スコットと石川遼が11時9分にスタート。首位タイの原敏之と金子駆大の第34組は、11時57分にプレーを開始する。

ナショナルオープンでプロ初優勝を狙うベテラン、今シーズンプロ初優勝を上げて勢いに乗る新世代の選手、世界を舞台に活躍する選手と上位陣は多士済済となったムービングデーの模様は、18日7時から12時30分までゴルフネットワークで1番ホール中継、13時50分から16時（予定）にはNHK総合テレビで放送いたします。今年のナショナルオープン最終戦のムービングデーをぜひお楽しみください。

【ご来場のギャラリーの皆様へのお願い】
大会期間中、無音アプリを利用しての撮影が可能です。
会場内の携帯電話回線は混み合う事が予測されますので無音アプリのインストールは出来るだけご来場の前にご家庭などで行っていただく事をお勧めします。詳細はこちらから

本大会のプログラムはウェブブックでご覧いただけます。
日本オープン大会プログラムウェブブックはこちら