10月16日(木) 〜 10月19日(日)
日光カンツリー倶楽部
競技メニュー
写真:Y.Watanabe / S.Osawa
2025年度(第90回)日本オープンゴルフ選手権は18日、栃木県日光市の日光カンツリー倶楽部でアマチュア4名・プロフェッショナル63名の合計67名が出場し第3ラウンドを行った。昨日から好天に恵まれグリーンスピードも上がり難度も増している日光カンツリー倶楽部のムービングデーに大きくスコアを伸ばしたのは、首位と2打差の5位タイからティーオフした清水大成。バーディ発進を決めた清水は、その後2度の連続バーディを含む8バーディを奪取。ボギーは7番ホールのみで7つスコアを伸ばす会心のプレーでリーダーズボードを駆け上がり、通算8アンダーパーで単独首位に立った。
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通算3アンダーパーの首位タイでスタートした金子駆大と原敏之は、金子が1アンダーパーで4打差の2位に後退。原も11番からの連続ボギーが響き2つスコアを落として順位を落とした。首位と6打差の通算2アンダーパーの3位タイには、ディフェンディングチャンピオンの今平周吾、今シーズンはヨーロッパを主戦場としている桂川有人、2021年日本プロゴルフ選手権覇者の金成玹がつけている。通算1アンダーパーの6位タイにはA・スコット、歴代優勝者の小平智、パッティングを武器にする片岡尚之、勝俣陵、原敏之が続いている。
なお、ローアマチュア争いは通算5オーバーパーでH・タキスが全体の25位タイで、古瀬幸一朗と長﨑大星に3打差をつけてタイトル獲得に王手をかけた。
秋が深まり木々も色づき始めた日光カンツリー倶楽部。その美しさにナショナルオープン特有の難しさが加わった最高の舞台で行われる最終ラウンド。混戦を抜け出して5月の日本プロゴルフ選手権に続く日本タイトル2冠に王手をかけた清水が後続を突き放して、逃げ切るのか。それとも、後続が日光カンツリー倶楽部で行われた2003年大会で見せた深堀圭一郎の逆転劇を思い出させるプレーで優勝杯を手にするのか。
勝負の最終ラウンドは7時8分に第1組がスタート。首位の清水と2位の金子の組み合わせとなる最終第34組は11時47分にティーフの予定だ。
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日本オープンゴルフ選手権最終ラウンドの模様は、7時から12時15分にゴルフネットワークの1番ホール中継、その後13時5分から16時(予定)にNHK総合テレビで生中継の予定ですので、ぜひご覧ください。
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