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原設計:大谷 光明、グリーンキーパー:柴沼 朋彦、コース改修:ギル・ハンス
日本ゴルフ協会創立100周年にあたる2024年に日本オープンゴルフ選手権の舞台となるのは、本選手権最多の8度目の開催となる埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部。日本人の手による日本最初のゴルフ場として1913年に開場した東京ゴルフ倶楽部。設計は、当協会の創立に尽力し、日本語版ゴルフ規則の発行や香炉型の日本オープン最初の優勝杯のデザインを手掛けるなど日本ゴルフ界の発展に多大な寄与をした大谷光明氏が担当。開場時は駒沢(現在の駒沢オリンピック公園)、1932年に朝霞に移転し、1940年に現在の地に移転されました。戦後には占領軍に接収されるなど苦難の時期もありましたが、1963年には創立50周年を機に朝霞コースのクラブハウスデザインを手掛けたアントニン・レーモンド氏により現在のクラブハウスが完成。2018年にはリオ五輪ゴルフ競技のコース設計を担当したギル・ハンス氏によるコースの大幅改修を実施するなど、伝統を守りながら時代に合わせてコースを更新しています。日本ゴルフ界の礎を築いたとも言える東京ゴルフ倶楽部での日本オープン開催に期待が高まります。
HOLE | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | OUT |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YARDAGE | 368 | 419/409 | 524 | 138 | 585 | 421 | 401 | 184 | 471 | 3,511 |
PAR | 4 | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 3 | 4 | 35 |
HOLE | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | IN | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
YARDAGE | 430 | 435 | 226 | 603 | 392/385 | 514 | 456 | 220/187 | 464 | 3,740 | 7,251 |
PAR | 4 | 4 | 3 | 5 | 4 | 4 | 4 | 3 | 4 | 35 | 70 |
※下図のコースレイアウトにあるホール数をクリックすると、各ホールの詳細がご覧いただけます。
プレー中は打球事故等にお気をつけいただき、プレーのスムーズな進行のため、係員の指示に従い下記の注意事項を守って楽しくご観戦下さい。
以上をお守りいただき、楽しくご観戦下さい。 2024年9月25日現在
雷雲が接近したら、左記の雷マークを場内に掲示します。
また雷が発生した場合サイレンが鳴りますので、係員の指示に従って安全な場所に避難して下さい。雷が発生した場合は、独立した木の周辺・金属製の物の近く・ゴルフカート・丘の上や高い場所・ギャラリースタンド等は危険ですので、これらからは離れて避難して下さい。
地震の揺れを感じたら落ち着いて行動して下さい※状況により避難場所へ誘導する場合がありますので、この地図を参考にし係員の指示に従って下さい。
368 Yards Par 4
フェアウェイは真っすぐ伸び、距離も短い。スタートホールとしては攻めやすいだろう。左のフェアウェイバンカーは270ヤードほどなので、飛距離の出る選手は越えてくる。230ヤード付近にレイアップしても2打目はショートアイアンの距離。ホールカップが切られた位置に正確に落とし、バーディスタートといきたいホール。
419/409Yards Par4
フェアウェイの両サイドにバンカーが待ち受ける。ティーショットの狙いは、右の2つのバンカー間のマウンド方向。左のバンカーは着弾エリアになる。まずはこの3つのフェアウェイバンカーにつかまらないことがポイントだ。ティーショットの成否が攻略のカギとなるホール。また、2つのグリーンをラウンド毎に使い分けるホールの一つ。
524 Yards Par 4
パー5のホールを、今大会ではパー4として使用する難関ホールだ。フェアウェイ左のバンカーは240ヤードほどで、多くの選手はこの上を狙ってくる。このバンカー方向からフェードをかけ、フェアウェイセンターに落としたい。2打目も200ヤード以上残る。グリーン手前には2つのガードバンカーがあり、右は距離があり左は深い。
138 Yards Par 3
138ヤードの短いパー3ホールだが、ホールカップはグリーンエッジに近い難しい位置に切られるだろう。グリーン周りの芝は短く刈られるので、わずかにでもミスをすればボールはグリーン下に転がり落ち、深いガードバンカーの餌食になる。高いボールでピンの上から落として止めるような、微妙なスピンコントロールが求められるホールだ。
585 Yards Par 5
フェアウェイは300ヤード付近までアップヒルで、ティーショットの落とし所は右バンカー左側を確実に狙いたい。ティーボックス両サイドから林が迫り、ドロー、フェードとも打ちにくい状況なので、ストレートなショットで正確に運びたい。2打目はやや打ち下ろし。飛距離の出る選手なら2オンもあるだろう。レイアップはクリークに注意。
421 Yards Par 4
左ドッグレッグのパー4ホール。ティーショットはフェアウェイ中央狙い。だが、フェアウェイは傾斜しており、落とし所はブラインドになる。左サイドを狙いすぎるとラフにつかまったり、セカンドショットで木がスタイミーになったりする。グリーン全体も左に傾斜し、左サイドに外すとボールはクリークまで転がり落ちる。
401 Yards Par 4
フェアウェイはゆるやかに右方向に伸びる。左サイドのバンカーを狙い、フェードボールでセンターに落とすのがベストルートだ。右サイドのバンカーはアゴ高く、セカンドショットが難しくなる。ティーショットに成功すれば残りはショートアイアンの距離だが、グリーンは平坦な場所が少なく、右のマウンドは特に傾斜が強い。
184 Yards Par 3
一見真っすぐで簡単そうなパー3だが、グリーンは奥行きがあり手前と奥では2クラブほど番手が変わる。さらに奥へいくほどグリーンの横幅が狭くなり、左右の深いガードバンカーが選手たちのプレッシャーとなる。ガードバンカーに入れれば簡単にはパーセーブが出来ないだけに、正確なアイアンショットが求められるホールだ。
471 Yards Par 4
右ドッグレッグのパー4ホール。右コーナーを狙いたくなるが、セカンドショットではラフや木が立ち塞がる。フェアウェイ左サイドを狙うか、もしくはコーナー手前にレイアップするのがセーフティな攻め方だ。グリーンは2段。グリーン右半分はマウンドの陰になってホールカップの位置が見えないため、右に切られた時は難度が増す。
430 Yards Par 4
今大会のために、練習グリーンのすぐ横にティーボックスを新設した。フェアウェイは両サイドにバンカーが見えて狭く感じるが、右バンカーは越えていけるので関係なし。左からフェードボールでセンターに落としたい。グリーンは2段になっており、奥からのアプローチは難しい。グリーンオーバーは禁物だ。
435 Yards Par 4
既存のティーイングエリア後方に大会用ティーボックスを新設。ティーショットの狙いは左右のフェアウェイの間だが、飛距離は300ヤード必要だ。その手前のフェアウェイは広くてフラットなので、無理せずレイアップするのが安全策か。グリーンは砲台状。4つの深いガードバンカーに囲まれ、少しでもグリーンを外せば全てが餌食となる。
226 Yards Par 3
距離長めのパー3ホール。グリーンは縦長で、全体が左から右に強く傾斜している上、アンジュレーションが複雑に入り組む。ホールカップの位置に正確に落としたいが、基本はグリーンの右サイドから狙って上りのパットを残したいところだ。左ガードバンカーの奥の方に入れると、パーセーブは難しくなるだろう。
603 Yards Par 5
600ヤードを超える今大会最長ホール。ランディングエリアも広く、トッププロの迫力のドライバーショットが楽しめるだろう。セカンドショットの位置からは目の前にいくつものバンカーが見え、視覚的に大きなプレッシャーになる。飛距離の出る選手なら2オン狙いもあるが、レイアップするならグリーン手前50ヤード付近がフラットで打ちやすい。
392/385 Yards Par 4
ティーショットは11番のティーイングエリアから真横に打ち出す。そのティーボックスの前には左右に木が1本ずつあり、ティーショットはその間を通す形になる。狙いは正面に見える大きなマウンドで、その手前にレイアップするのが安全策だ。2つのグリーンをラウンド毎に使い分け、グリーンもうねり、多数のバンカーにガードされている。距離は短いが難しいパー4ホールだ。
514 Yards Par 4
3番ホール同様、パー5をパー4として使用。中央のバンカー群を挟んで左右にフェアウェイがあるが、ほとんどの選手は右ルートを使うだろう。2打目は距離が長く残り、やや打ち下ろしになる。グリーン周りにバンカーはないが、手前に向かって傾斜しているので返しのパット、アプローチは難しくなる。
456 Yards Par 4
ティーショットの落とし所である300ヤード付近は、バンカーに挟まれてフェアウェイ幅が14ヤードと極端に狭い。このショットに成功すれば2打目はショートアイアンの距離だが、失敗すればボギーもある。残り3ホールを迎え、スコアが大きく動きそうな難関ホールだ。グリーンは右奥にカップが切られると難しい。
220/187 Yards Par 3
左右2つのティーボックスを使用する。左のティーボックスは距離が短いものの、左の木がプレッシャーになる。右のティーボックスは距離があり、しかもグリーン面が見えない。打ち出しのアングルも変わり、毎日同じ攻め方はできない。グリーン周りはガードバンカーが多く、距離感をつかみにくい。
464 Yards Par 4
クラブハウスに向かう左ドッグレッグホール。ティーショットのランディングエリアは低くブラインド。2打目地点からは打ち上げでグリーン面が見えないため、正確な距離感とショットの方向性が求められる難度の高いホールだ。グリーンは2段で、奥にいくほど幅が狭くなる。左右に外せば深いガードバンカーが待っている。