ナショナルチームは、2015年10月より、オーストラリア ナショナルチームコーチのガレス・ジョーンズ氏をヘッドコーチとして招聘。
又、ゴルフオーストラリアと協力関係を構築しており、世界水準の選手強化プログラムを提供が可能となりました。
ナショナル強化委員会では、各選手に適したプログラムを提供するために、選手個々の「心技体」のパフォーマンスを客観的且つ正確に評価し、選手のレベルに合ったプログラムを提供致します。
ナショナルチーム登録時(12月)に、国立スポーツ科学センターにて、各選手の体力、筋力、メディカル、メンタルなど、66項目に及ぶ測定を実施。
選手個々の身体の姿勢、各部位の可動性、安定性、柔軟性、強度をJGAフィジカルコーチ及びオーストラリアナショナルチーム強化スタッフにより詳細に評価します。
3Dバイオメカニクス分析システム、トラックマン、パッティング動作解析システムにて、スイングやパッティングの動作を解析し、JGA動作解析スタッフ及びオーストラリアの専門スタッフによる、スイングの課題点を解析し、改善方法についてフィードバックします。
④オーストラリアにて開発されたゴルフ競技專門の統計ソフトを利用し、選手のラウンド時の競技パフォーマンスを客観的数値へ転換し課題を抽出。効率よくラウンド平均スコアを良くするために必要な技術を視覚的に提示し、効果的な練習メニューを提供します。
ナショナル強化委員会では、選手個々のパフォーマンス評価に基づき、以下の強化合宿を実施。
選手個々の長期的な目標に向けて、課題を抽出して克服するための合宿を年2回(12月、6月)オリンピック競技別強化拠点(宮崎シーガイヤリゾート)にて、ガレス・ジョーンズコーチ及び、各専門分野の強化スタッフの指導のもと実施。
年数回、ガレス・ジョーンズコーチ及び、各分野の専門スタッフによる強化合宿を実施し、コース戦略、フィジカル、テクニカル面でゴルフパフォーマンスに向上に必要な要素のレベルアップを図る。
国立スポーツ科学センター(JISS)・味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)にて、個人の体力レベルに合わせた少人数による個人合宿を実施。
公式戦日本代表選手を対象に、大会に向けての事前合宿を、オリンピック競技別強化拠点(宮崎シーガイヤリゾート)又は、大会開催地にて、ガレス・ジョーンズコーチの指導のもと実施し、試合に向けてベストなコンディショニングづくりを行う。
個人別に参加する個人派遣競技(合計7~10試合)及び、ナショナルチーム派遣公式競技公式戦(合計5~10試合)へ選手を派遣し、異文化への理解や国際感覚を身につけ、世界に通用する選手へレベルアップを図ります。
シーズン中に怪我をした際に、JISSの専門医による適切な診断、処置を受けられ、JISSのスポーツリハビリテーション室にて、專門スタッフによるリハビリ・トレーニングを実施し、リハビリプログラムを提供。怪我からの早期復帰を可能とします。
JGAからナショナルチームメンバーに一年間の慰労とプロゴルファーの道に進むものも含め、来季の激励も込めて「合同慰労会」を開催します。JGA関係者、ナショナルチームオフィシャルサプライヤーを始め、1年間ナショナルチームをサポートして頂いた方々を招いて、JGA会長よりナショナルチームメンバー全員に記念メダルが授与されます。