
2026年度(第47回)日本シニアゴルフ選手権競技が10月28日(水)、滋賀県甲賀市のザ・カントリークラブ(6,796ヤード・パー72)にて、121名の選手が出場して開幕する。競技は3日間54ホール・ストロークプレーで行われ、55歳以上のアマチュアゴルファー日本一の座を競う。
開催コースのザ・カントリークラブは自然に恵まれた地形を生かしつつ、名匠ロバート・トレント・ジョーンズジュニア氏がコース監修を行った個性豊かな18ホール。単に戦略性が高いだけでなく、芸術的ともいえる景観を楽しめるように計算し尽されている。
フェアウェイは決して狭くはないが、アンジュレーションがあるため、ピンを狙うには傾斜に応じたショットを放つ技術が要求される。しかも、グリーンが大きいだけでなくいくつか段差があるため、ピンと同じ面にボールを止めなければ3パットの危険も待ち構えている。さらには、バンカーや池がアクセントとなり、クラブ選択の判断を間違えるとすぐさまピンチを迎える確率は高い。まさにティーイングエリアからグリーンまで息をつく暇がないコースといえる。JGA主催競技の舞台となるは初めてとなるが、練習ラウンドからグリーンやバンカーに苦しむ選手が少なくなかったことがコースの難しさを証明していた。

その中で本選手権の注目となるのは、22年から3連覇を達成し、惜しくも昨年は2位に終わった水上晃男(鷹之台)だ。「自分にとっては日本シニアゴルフ選手権が最も重きを置いている競技です。55歳以上のナンバーワンを決める大会ですし、また今年から連覇をしていきたいですね」。本来ならディフェンディングチャンピオンの髙橋雅也(嵐山)にリベンジを果たしたいところだったが、今回、髙橋が欠場すると聞いて残念な気持ちになったという。ライバルが欠場しただけに、よけいに負けるわけにいかない気持ちだろう。今季は日本シニアオープンでローアマチュアを獲得し、関東シニアで優勝している水上。そこに本選手権のタイトルを加えることが最大の目標となる。「59歳にしてようやくドライバーの打ち方が分かりました」と笑顔を見せるが、好きなタイプのコースというだけあって、しっかりと手応えを感じていた。
ただ、昨年の髙橋ではないが、今年から新たに出場する選手もいるため、気を抜くのは禁物だ。もちろん、昨年上位に入った選手も虎視眈々と優勝を狙っている。コースが難しく、だれが勝つのか分からない面白さもあるが、3日間好調なゴルフをできた人間が最後に笑っているはずだ。

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